加速放置。 (其の2)

●で、次に今現在わたしが「009」のことをあれこれほざくに至っているいきさつをのべてみましょう。

●’01年の初冬頃。
何気なく新聞のテレビ欄を見ていたら「サイボーグ009」の文字を発見。
まず思ったのが「はあ??」でした。
日曜の夕方、しかもテレ東です。
他局に人気番組も多く、こう言っちゃなんですがテレ東的には「置いてかれてる」と思われる時間帯です。
正直言って、平日昼間の時代劇などと同じく昔他局でやったものを買ってきて流しているのかと思いました。
んでも、それならそれで観てみたいかなと。
たまたま他に観たいものもなかったので、なつかしさも手伝ってチャンネルを変えてみました。

・・・・・・・・・。



ぐわ!!新作じゃん(笑)



何話だったか正確には不明ですが(現時点でビデオチェックしていないため)、「はなきずのヤス」とかが出てきて0013がカツアゲされてる回でした。

わたしは前のページでも言いましたが、もう何年もアニメ番組自体ほとんどチェックしていなかったので、これが再放送ではないほんとにまったくの新作であるかどうかはわかりませんでしたが、色のきれいさなどからさすがに子供の頃に観ていた「新TV」とは別のものであることはわかりました。

で、思ったこと。

「なに考えてんだ・・・」

知識として、これの原作マンガがわたしが生まれる前に描かれたものであることは知っていましたので。
いや、だって、どう考えたって時代背景がもうぜんぜん違うし、当然視聴者(アニメファン)の好みの傾向だって変わってきてるしさ。
誰に見せたくて作ってんすか、こんなもん。
なんか今これ作るとだれかもうかる人がいるんすか。
頭の周りに無数の「?」をとばしつつ、それでも視線は画面へ。

5分経過。

10分経過。

・・・・・・・・・。





なんか、イライラする。



なんかね。
すんごい見づらいんですよ。
えっと、だから、わたしは何の予備知識もなく今日初めてこの番組観たんですよ。
キャラの顔とか、体型とか、服装とかなんにも知らないんですよ(いやまあ、ジョーの顔とかうすぼんやりとは知ってるけど、“この新作アニメに関しては”設定表とかなんにも見たわけじゃないじゃないですか)。
ズバリ言うとね、

人物の全体像がわかんないの。

どういうことかというと、
“寄り”と“引き”が激しすぎるために、視点が落ち着かない。
目玉の超アップからいきなりロングの俯瞰になったりして、
ちょうどテレビの画面に納まるくらいの人物の顔のアップとかが
ほとんど出てこないんです。
・・・・・・・・・。

●ここで、わたしはある話を思い出したの。
今を去ること10とうん年前、わたしが某デザイン学校に籍を置きながらマンガ家デビューが決まったときのこと。
なんかもうお名前とか忘れてしまったんですが、その学校の当時の就職指導担当の先生にデビューが決まったことを言ったら、その人石ノ森章太郎先生のファンらしくて、
「あの先生は、今うちらがマンガの中で当たり前に目にしたり使ったりしている、“ものが向こうから近づいてくる効果”とか“時間の経過を表す効果”とかを初めてあみ出した、スゴイ人なんだ」
みたいなことを話してくれたんです。

で、思ったわけ。

「このアニメは、石ノ森先生のそういうところを
すんごい尊敬して崇拝してる人が、
世間にそれを知らしめるために作ったのではないか」と。

つまり、
「石ノ森先生はすごいんだよ、
こういうのが石ノ森先生のスゴイとこなんだよ」

強調するあまり、
一般視聴者を置いていってるのではないか、と。
・・・・・・・・・。





すいません、あの、同意してくれなくていいです・・・(笑)

んでも
そう考えれば、あの画面の見づらさもみょうに納得いくんです。
すいません、考えすぎですか??
もしかしてわたしが見慣れてないだけで、今のアニメってみんなこうなんすか??

●・・・まとにかく、そんなわけで出会いの第一印象は決して良くはなかったので、それからしばらくは観なかったのですが、何週か後でまた観るものがなかったときにふと魔がさして(笑)またチャンネルを合わせてみたら、今度はそれほど見づらくもなかった。
でそれならまあ、この平成の世にいったいどうつじつまつけてリメイクして30年以上前の作品なんぞを流しておるんかいなと(笑)しばらく見届けてやる気になったのでした。

だからようするに、わたしは初めからあれは
「すんごいファンな人たちが
自分ら納得させたいためだけに作ったような、
モノスゴよくできた、
モノスゴ金のかかったパロディ」

だと割り切って見ているし(笑)
幸い(?)原作は読んだことがなかったので、原作に対する思い入れから腹が立つこともないわけです。

●で。
何週か観続けて、だんだん目も慣れてくるとこんどは別のことが気になりだしました。
たしか、「新TV」を観ていたときわたしは、9人のサイボーグ全員の本名や国籍などの設定を覚えていたはずなんですが、観ていてほとんど思い出せないんです。
けっこうイライラしますこれ。
で。
基本設定が知りたいだけのために、原作を読むことにしたわけです。
で、前からうちを読んでてくださった方には以後の経過は知っての通り(笑)
ようするに、単に原作が意外と面白かったのみならず、
描かれた当時の時代背景やらマンガ界の状況やらを考え合わせると、自分がマンガ描きということも手伝って、なんかあらゆる角度からツッコミどころが見えてきてもう悪口サイト管理人としての血が騒いでしょうがなかったんです(笑)
そんなわけでしばらくは扉でそれ関連のネタも時々書いていたのですが、まああんまり頻繁だと興味ない人が引いちゃうかなと思い、コーナー1箇所にまとめることにしたわけです。

●ということで次は、扉で書いてたものをまとめてブチ込んであります。ちょびっと書き足しも。

●・・・んでもその前にちょっと。

原作本を読む前に、わたしが記憶をたよりに
必死で推理した9人の国籍(笑)

イワン → わかんねえ。
ジェット → イギリス。
(※第18話「張々湖飯店奮闘記」で、ジェットの部屋の窓からニューヨークの全景が広がっていたにもかかわらず出てきた推理。終わってますか俺。)
フランソワーズ → フランス。○
ハインリヒ → ロシア。
ジェロニモ → アメリカ。○
張々湖 → 中国。○(間違えようがねえし)
グレート → フランス。
ピュンマ → アフリカ。○
ジョー → わかんねえ。たぶん日本。



・・・・・・・・・だあうっせえな!!
世界地理なんぞに長けてたら
エロマンガ家やってねんだよちくしょう!!!
(逆ギレ)

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