加速放置。 (其の3)

2002年3月11日
(※全文は扉倉庫にあります)

先週、編集さんに原稿を渡しに行った帰りのしょーどー買い。

で、ラスタカラーのに踏まれているのは「サイボーグ009」の1〜5巻。
決してはまっているわけではないんですが。
うちの地方では日曜日の夕方にテレ東でアニメをやっているんです。
最初新聞で見つけたときは目を疑いました。うん十年前の再放送かと。
しかし見てみてさらにぶったまげました。
再放送じゃなくて新作です。
しかも音楽担当コムロテツヤです。主題歌はグローブ。
何考えてるんでしょうか。
21世紀の技術をもって、'60年代の石ノ森マンガの絵柄をそのまんま動かしているんです。
はっきりいってむちゃくちゃ無理があります。これだったらいっそ昔のフィルムを色だけ付け直して再生してくれと言いたくなったのはわたしだけでしょうか。
しかも、昨日10日の放送を見て初めて気がつきました。

これ、設定がどうやら「現代」らしいです。
奴らサイボーグ加工されてから、しっかり40年経ってるらしいです。

じゃあ石ノ森絵もどうにかしろよ・・・

とか言いつつも、まあなんとなく毎週見ちゃってるわけなんですが。
それで、毎週見ているうちに自分は、昔は彼ら全員の基本設定やらフルネームやらを覚えていたはずなのに忘却してしまっていることに気がつきました。それで、基本設定を復習するためだけにコミックスを買ってしまったわけなんです。5巻までにしたのは、何巻で全員が出揃うのかわからなかったのと、もし万が一面白かったら5冊ぐらいは一気読みしたくなるかもしれないということで。
で結局何巻で全員が出揃ったのかというと、

1巻の3分の1で(・・・・・・・・・)

まあ、'60年代のマンガなんてこんなもんか。
006や007なんて、過去の設定に1ページちょいずつしか使われてない。 009の島村ジョーも、なんとなく「悲劇のヒーロー」みたいなイメージがひとりあるきしている感があるけれど、読んでみると単に出生の設定がかわいそうなだけで、本人はべつにたいしてひねくれてもいないし。(むしろすごくいい子)
ひねくれてるっていえば、002なんかもなんとなくひねくれ者のトラブルメーカーというイメージがあったり、004も大人なだけにジョーとしばしば対立したりする立場にあったような気がしたんだけど、読んでみるとぜんぜんそんなことはなかったり。
というか、

00ナンバーサイボーグ、全員ただのいい奴じゃん・・・

すくなくとも5巻までは、波風のひとつも立たずすばらしいチームワークで戦っております。
こんなマンガだったっけ009て。

しかも、今現在でメディアファクトリーから14巻ぐらいまで出てるんだけど、裏表紙のあらすじを読むかぎりでは、

途中でジョーとジェット(002)、
いっぺん死んで生き返るらしい・・・

ううむ。
続きを買って読むかどうかはびみょうなところ。

しかし、うん十年前のガキの時分に9人全員の基本設定から国籍からフルネームから全部覚えてたっていうのも、かなりブキミなおたくっぷりですな、我。


追記。

>ひねくれてるっていえば、002なんかもなんとなくひねくれ者のトラブルメーカーというイメージがあったり、004も大人なだけにジョーとしばしば対立したりする立場にあったような気がしたんだけど

えっと、読み進むうちに一応あるいみ当たらずとも遠からずだったことが判明。
004は全身を武器に改造されたという悲劇性から、たしかに最初の頃からある程度のニヒリズムを見せてはいました。が、それが強調され出したのは「ヨミ篇」あたりからで、やはり初期の頃は彼に限らずあんまり個々の性格の特徴は出てないように思われます。
あと002に関しては、ようするにこれはアニメと原作とではきっぱり性格設定が違うのではないか。あるいは
わたしがまだ読んでいない、原作の後期のほうでだんだんアニメの性格設定に変わっていくのではないか、と・・・。(いやわかんないけど)
そもそも原作の初期では「ぼく・きみ」って言ってるしね(笑)
実際アニメとあと原作を読む以前のわたしのイメージでは「俺・おまえ」だったのに。いやおそらく世間のファンの大半がそうでしょ??違う??
これ書いてる現時点で、原作は「神々篇」まで読んでますが、どう読んでも002に関しては「陽気なアメリカン」以上の性格設定は(笑)わたしには読み取れません。もちろん1ミリだってひねくれちゃいません。
(まあしいていうなら、ジョーたちが「待て、様子を見よう」と言ってるのに一人で飛び出して結局やられて足引っ張ったりしてますが;笑)
んでも
個人的な好みから言えば「ぼく・きみ」のヤツのほうが好きかな・・・

(2002・4・10)


2002年3月14日

「サイボーグ009」6巻と7巻を読んだ。

まあ5巻まで読んだ時点でもなんとなく察しはついていたが、あの時代は専属とか専売とかの概念もまだ浸透していなくて、人気のある作品は雑誌や会社を超えてあちこちに描き散らかされていたのだろう。中には時間がなかったのかはたまたやる気がなかったのか、あからさまな絵やストーリーの使いまわしも見られる・・・
これはもはや、1本の連続したストーリーと考えずに、当時の掲載紙ごとに独立した物語がパラレルワールド的に存在していたと考えたほうがいいかもしれない。

というところまでは、なんとかゆずれるのだが。

今回の6巻と7巻は、ミュートスサイボーグというチームとの戦い編が収録されている。
これが、敵キャラがギリシャ神話というわかりやすいテーマを土台に作られていることもあって、なかなか面白い。敵チームの中にも穏健派とか寝返る奴とか特徴をもったキャラがいたり、内部分裂したりして、それぞれが00ナンバーチームとからんでくるのでバトルシーン以外のところでもかなり読みごたえがある。

と、思っていたのに。

どんなに時間がなかったのか、
ページが足りなくなったのか、
それぞれのキャラについて話を広げすぎたのか、
はたまたこれからというときに出版社がつぶれたのか。

そのどれであったとしても、
このラストだけは、わたしは許せない。
いくら収拾つかなくなったからといって、











戦いのまっ最中に火山を大噴火させて
敵味方もろとも皆殺しにするとは
何事だ。




しかもその大惨事のケリを
「その後のサイボーグたちの運命を知るものはだれもいない。」
のひとことで片付けるとは、なんたる神をも恐れぬ所業。
アンタろくな死に方しないよ。
ってもう死んでるけど。
まあパラレルだから、次の8巻ではたぶん何事もなかったように全員生き返ってるんだろうけどね。

怒りのあまり、全巻読破して、ついでに1700円もするコンプリートブックまで買い揃えてしまいそうな勢い。
読みたくないけど読みたい。
あなたなら、どうする。


追記。
買ったよコンプリートブック・・・

(2002・4・10)


2002年3月19日

この壁紙は石ノ森章太郎原作「サイボーグ009」のキャラクター003をわたくしぽんたが勝手にマネ絵を描いて加工して作ったものです。当サイトは石ノ森先生とも「009」のアニメ製作会社ともその他の関連会社とも何の関係もありませんが、これをアップしていることで何か損害を被る人がいるようでしたらすみやかに削除いたします。

とかここに書いとくことにしよう、これ使ってる間は(笑)

(※追記
この日からしばらくこの絵をトップページの壁紙に使っていました。)

正直版権ものの扱いってどうしたらいいかわからんので。
いや、最初はふつうにアニメ塗りして「ぎゃらりい」のところにでもこっそり載せるつもりだったんですけど、ふとシンプルに線画でも面白いかも、と思いついてやり出したらはまってしまいましたすいません、こんなもん作ってるヒマあったらとっととキリ番リクエストの絵を描きやがれというお叱りはごもっともでございます。
しかし、おととい009のアニメを観ていたら、003のあまりのかわいくなさにたえきれずつい手が勝手に描いてしまったんでございます。
もちろん今仕事の原稿の真っ最中でございますので、こんなものは片手間、息抜き代わりに原作本を片手にものの10分で描きましたんでございます。
・・・ただ、
ご承知の通りわたくしパソコンにかんしてはなにぶんしろうとでございますので、CG加工には原画に比べ少々時間が。


・・・2時間半ほど


出来上がるころには、まるで肩を巨大な草食動物に甘噛みされているかのような(刺さらないだけに余計痛いという)重い肩こりに襲われていたなどとは、口が裂けても言えませんのでございます。

それもこれも、すべて003をあんなかわいくなく描いたどっかのキャラデザイナーのせい、ということでひとつ。・・・・・・。

で、それはそれとして
なんとまあおそろしいタイミングで、今週放送の回からミュートスサイボーグ篇に突入したんであります(笑)←何のことかわからない人は、扉倉庫の3月14日分を参照のこと。

あーどうやって終わるのか楽しみ。

さすがに今までの放送分を見てても、まったくの原作どおりということはなく多少時代背景を考慮したり、プロットをちゃんと立て直したりの手直しは加えているようで、すでにミュートスサイボーグの登場のしかたも原作とはぜんぜん違っていたので、ラストもよもや原作どおり天変地異を起こしてグダグダにしてフェイドアウトなどという最低なまねだけは、まかりまちがってもしくさらないでありましょう。

というわけで、しばらくはジョーがなんだのアポロンがどうしたの言ってると思いますがどうせすぐ飽きますので、興味のない方も頃合いを見計らって戻ってきてやってくださるとうれしいです(笑)この壁紙もやっかいなことになる前に撤去すると思いますので。
とりあえず、明日は駅方面に用事があるので帰りに原作本の8巻と9巻を買ってくることはほぼ間違いなし。・・・・・・・・・。


何気にこの後も、原作本をちびちび読み続けてすでに現在発売済みの巻まで追いついてしまっています(笑)
まあ最後まで読み続けるかはわかりませんが。
なにしろ全40巻・・・・・・

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