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DOKUPARA扉ログ/2008年5月

■5月29日
漫画家の、人に見せるためのweb日記なんてさー
普通のことしてるだけの日々ほど書くことないと思うのよー。

前に、知り合いの漫画家さんが漫画家どうしのweb交流の場に出入りしてると言っていたので、そんなとこで何するんだと訊いたら
「えー、ネームができないとかグチ言いたくなるときってないのー?」
とびっくりされたんだけど。
それがどこのどんな場だかまで具体的には聞かなかったから知らないが、
たぶんというか当然、おたがい正体は隠しての交流だよねえ。
そんな、どこの誰どころか他の奴が本当のことを書いてるともかぎらない場で
「あーネームができなーい」「あたしもよー」とか言い合って、
それがいったい誰にとってどんなプラスになるというのだ(笑)
「あたしだけじゃない、みんな苦しんでがんばってるんだ!」とか思って勇気づけられて筆が進むとでもいうのか。
わたしは逆だけどなあ。
よく知ってる奴とサシあるいはせいぜい3人ぐらいで言い合うならいいけど、
そんな何人いるのかもわからない、匿名で言いたい放題の吹き溜まりなんぞに足踏み入れたら
マイナスのオーラどっさりもらって余計仕事の手が止まることうけあいだ。

まあ、何が楽しいのか理解できないといえば
わたしも以前アシスタントさんの一人に仕事中の雑談で
「最近植物園とか温室見に行ってないからそろそろ行こっかなー」と言ったら
「は?そんなところ何しに行くんですか?」と驚かれましたが(笑)
興味のない人から見たら、ああいうところは研究者とか専門家しか行かないように思えるんだろうか。
何しに行くのかと言われれば
「でかい植物を見て圧倒されに行く」だけなんだが(笑)

人によっては漫画家どうしのweb交流よりも
こっちのほうが100倍ぐらい理解されなそうだ


さっき見つけて笑っちゃいけないけど笑ったニュース

昔、とあるセレブ街にお住まいの漫画家さんのところにアシスタントに行ってたら
家族用とは別に客専用の風呂トイレがあるような豪邸の売り家の広告が入ってきていて、間取りが詳しく書いてあったので、それをみんなで見ながら
「これ、クローゼットに泥棒住み着いてても1か月ぐらい気づかなそう」
などと話していたのだが。
うっかり冗談も言えねえな・・・。
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■5月26日
チャイムが鳴ったので玄関を開けたら、そこには
派手すぎず地味すぎず、見た目にはごく普通の女性が立っていたので
とりあえず第一印象ではわたしは安心をおぼえた。
その日お試しで入ってくれることになっていた、ネットで募集したアシスタントさんである。
わたしが「どうもおつかれさまです」と言って迎え入れようとしたとき
わたしのそのセリフに被って彼女が何か言ったのだが、聞き取れなかったので
キツい人だと思われないようにできるだけ笑顔で「はい?」と聞き返すと
彼女は言った


「・・・・・・○○○○(←名前)です・・・・・・」


・・・彼女を仕事部屋に案内しながら、先ほどの安心感は
早くも嫌な予感に変わっていた。

2年も前のことなので細かい会話などは憶えていようもないが、
ここまで遠かったかとか、今までどんな仕事をこなしたかとか
仕事に入る前の、初対面でのあたりさわりのない質問にすべて
蚊の羽音のような声量で答える彼女(汗

そう、彼女は蚊と会話ができる女性だったのである。

んなわきゃない。

オチから言ってしまうと、彼女は
おそろしく声量が弱く
おそろしく口が重く
おそろしく気の弱い女性だったのである。


なぜ実際来てもらうまでわからなかったかというと
彼女とはそれまでメールでしかやりとりしていなかったからであった。
今思うとうかつというか、いつのまにか「ネットでの人格」を信用しすぎていた油断があったわけだが
少なくとも彼女はメールではまともでまじめな文章を打っていたし、
むしろ訊かれてもいない余計なことを書いてこないことに、わたしは好感すら持っていた。

嫌な予感がいよいよ現実味を増したのは、本格的に仕事を始めてからであった。
わたしは基本的に、塗るだけのベタとか貼るだけの服トーンといった
比較的誰でもできる仕事を、効率を上げるためにアシスタントにやってもらうのだが
それ以外の作業もできるならやってもらえるにこしたことはないので、
時間に余裕のあるときは、腕前を見る意味でちょっとした小物や効果線なども描いてもらったりしている。
そしてそのときも彼女に、まずカーテンを描いてもらった。
わたしの入れたアタリどおりに下書きをしてもらったが、質感がいまいちなので

「これだとふわっと持ち上がった感じがしないから、
向こうから風に吹かれたように、こう、やわらかくさ・・・」
「・・・・・・・・・」

なぜだまる(汗
まさか、リテイクを出されると思っていなかったかあるいは
今まで一度もリテイクを出されたことがないのか?
ちなみに彼女は20代後半、自称ではあるがアシスタント経験あり
後で聞いたらレギュラーで入っている仕事場もあるとのことである・・・

とりあえず描き直してもらったが、注意点がわかったのかわかってないのかわからないような出来だったので、わたしはそれでもめいっぱい好意的にとり
「もしかしたら、自然物が苦手な人なのかもしれないなー
そうそう、わたしの知り合いにもそんな人いっぱいいるしー。
そうだ。だったら今度はもっと直線的なものを描いてもらおう。」
と、今度はペットボトルを描いてもらうことにした。

やはりアタリどおりに細部を下書きしてもらったが、
斜め上からの立体感がいまいちな上、楕円が右肩上がりになるくせが出ている。
まあでも、円や円柱の俯瞰なんて誰でも苦手だし多少のくせはあるし、
雰囲気が出ていれば十分なので、くせだけ気をつけてもらおうと思い
(1本ぐらいならいいがそのときはペットボトルの本数が多かったので
全部に同じくせが出ているとぱっと見読者にもわかってしまう)

「ちょっと右肩が上がるくせがあるね。
ほら、水平に線を引いてみると右が高いのわかるでしょ?」
「・・・・・・・・・」

・・・わたし、そんな厳しいリテイク出してます?(涙

仕事の厳しさにびびっているのか、わたしの言い方にびびっているのか、
はたまた気が弱いのではなくプライドが高いから返事をしないのか。
とにかくはいとも嫌とも言わずに黙り込むので
仕事を次に進めていいかもわからない。
初めての人だから多少はいつもより余裕をもたせたとはいえ
一応これは仕事の原稿で、しめきりがあるんである。

もうしょうがないので、
というかこの時点ですでにこの人にはにどと来てもらわないだろうと確信していたので
彼女に渡した仕事は、どんなに出来が良くなかろうと
上がってきたらそのまま引っ込めることにして先を急ぐ。

しかしわたしもあまりにシーンと無言で仕事をするのは苦手なので
(ちなみに一人のときもしゃべったり歌ったりしている。
窓から知らない人が見たら通報されかねない光景である)
ときおりまたあたりさわりのない質問などをしてみるのだが、
やはり蚊の羽音でしか答えが返ってこない。
当時のわたしの仕事場は(というか今もだけど)6畳ほどで
わたしと彼女の席の距離はせいぜい2メートル半といったところだが、
それでいちいち席を立って近寄らないと聞こえないのである!
しかも
あまりに聞き取れないので「は?」「はあ?」と何度も聞き返さねばならず、
そんなつもりはなくても回数を重ねるごとに聞き返しの口調も無意識にきつくなってくる。
そしてそれに伴いむこうの声量はますます小さく消えてゆくという悪循環。
質問のいくつかは、答えが聞き取れないままあきらめた。

そんな苦行に耐えつつ、ようやく時刻は昼飯どきをむかえた。
といっても、この人物とサシでは食事もとうてい楽しい時間とは思えないのだが
何が食べたいか聞いても答えは返ってこないことは予想できたので、
とりあえず自転車に乗れるかと訊いたら乗れるというので
鍵と財布とメニューを渡して道を教え、お弁当を買ってきてくれるよう頼んだ。
その間にわたしも徒歩で近所のコンビニにコピーを取りに行くことにし、
彼女が出た約10分後に部屋(当時2階)を出て下に降りて行くと、

彼女がまだいるではないか。

弁当屋まで、よっぽど迷いでもしないかぎり自転車で10分もかからない。
何かアクシデントでも起きたのかと「大丈夫?」と声をかけると、
彼女はこちらの顔色を窺うようにあいまいにうなずきながら
自転車に乗って出て行った。
ものすごく気になったが、とりあえずコピーを取って戻り
インスタントスープを作るためのお湯を沸かして待っていたが、
こんどは待てど暮らせど戻ってこない(汗
慣れた人なら混んでいなければ20分足らずで戻って来れる買い物である。
あるいは道に迷ったり(迷うような複雑な道じゃないんだが)、混んでいて何十分待ちだったりした場合でも、一度戻ってくるなり携帯で連絡するなり、働いた経験のあるその年齢の大人ならなにかしら知恵を働かせてしかるべきである。

40分以上が経ち、お湯も沸かし直したほうがいいんじゃないかという頃
やっと彼女は戻ってきた。

「店の場所わかった?」←めいっぱい笑顔で
「・・・・・・・・・」←何か言っているんだけど聞き取れない
「もしかして店混んでた?」←ものすごくひきつりつつも笑顔で
「・・・・・・・・・」←何か言っ(以下略

もうこうなると、頼んだものをちゃんと買って、
財布も弁当も落とさず無事この家に帰ってきただけでも喜ぶしかない(涙

そんなこんなで、その後の昼食タイムも午後の仕事もひたすら
何の罰ゲームかと問いたくなるような苦行でしかなかったのだが、
夕方ふと彼女にまわす仕事が途切れたのをいいことに
本当は夜8時くらいまでの予定だったが早めに帰ってもらった。

ストレスとリテイクの山を残しつつも、これでもう
彼女とのこの世でのえにしは途絶えたと思っていた。
が。

前に書いたとおり、この人の次に来るはずだった人が
これまたこの人をしのぐようなトンデモな人物だったため
この後わたしは1週間ほど、自転車で行くような遠方へ外出することができず
買い物等はすべて徒歩で行ける近所ですませていた。

そしてようやく原稿も上がり、
約1週間ぶりにわたしは自転車に乗ろうと、
鍵をカギ穴に差し込んだ。

・・・ん?

何か感触がおかしい。
というか、
鍵を開ける手順がいつもと違う気がする??

3分ほど考えてようやくわかった。

鍵の抜き差しに関係なく、錠が開いてしまうのである(汗

・・・いや、鍵の異常が理解できても
この時点で自分が自転車に乗るのが1週間ぶりだとは気づいていないので、
いつから、何故このようなことになっていたのかが理解できない。

あの“蚊女”のしわざだ・・・!
と気づくまでにまた数分がかかった。

思えば、あの異常に時間がかかった買い物はその大半が
出発時に鍵を開けるのと、弁当屋で鍵をかけるのと
買い物を済ませてまた弁当屋で鍵を開けるのと
帰ってきて鍵をかけるのにかかった時間だったのではないか!?

いや、「鍵を開ける・かける」と書いたが
要するに開け方&かけ方が彼女はわからなかったため
おそらくものすごい時間をかけて、無理矢理引き抜いたり回したりして
その結果バカになった鍵が今ここにあるわけである(怒

いやもう、百万歩譲ってこのさいわたしが彼女に
終始鬼瓦のような形相と青木さやかのキレ芸のような口調で接して、
ものすごくキツくて怖い人だという印象を与えたとしよう。

それでも、
自転車の鍵の開け方がわからないのを
部屋に戻って訊くこともできず
あげくに力まかせにぶっ壊して、
そのことを報告もせずに帰るというのは
成人&社会人として、充分ダメで余りあるのではないだろうか?

一応言っておくけどわたしの自転車の鍵は、なにも特殊なものではない。
特殊ではないが、わたしはこの自転車を買ったとき
自転車を買うのが15年ぶりぐらいだったので、
わたしもこの鍵の開け方を店で説明してもらうまで知らなかった。
それまでわたしが乗っていた自転車は、昔よくあった前輪に鍵がついているタイプで
自転車屋のオヤジによれば「あれは廃止され、今はほとんどこれ」とのことだった。
だから、それだけ普及しているなら彼女にも特に説明しなくてもわかるだろうとは思ったが
自分も実際わからなかったのだから、もし彼女がわからなくても
バカにしたり怒ったりするつもりなど毛頭なかったのだ。

・・・立派な器物破損な上に彼女には給料も払っているのだから
弁償を求めようと思えばできたのだが、
もうあの蚊の羽音と会話をするのは二度とごめんだったので
(しかも言うとしたらこんどは電話だし・・・)
幸い完全には壊れていなかったので
だましだまし使い続けて今日に至るというわけだ。

いや
その件に関してはもう恨む気も完全に失せたし
アシスタントの腕前などもともかくとして、
わたしがもっとも不思議なのは
彼女が独り暮らしだと言っていたことである(汗

あんなにコミュニケーションがとれなくて
どうやって生活が成り立っているのか。
身なりとかも一応ちゃんとしていたしなあ。
美容院とか、自分の口で希望を伝えないとどうにもならない場所もあるだろうに。
いったいどうしているのか。

小学校低学年ぐらいの頃には、
たとえば教科書の朗読なんかをあてられると
黙りこくったあげく泣きだしてしまうような子もいたが、
30近くになってもあのまま生きている人間がいるというのは
まさにカルチャーショックである。

・・・まあとにかくそういうわけで、
この件で学習したわたしは、次からは初めてのアシスタントさんを呼ぶときは
必ず一度は電話で会話をして、あたりさわりのない質疑応答をし
なおかつ「わからないことがあったら訊けるか」ということも確認してから
来ていただくことにきめたのであった。


・・・というくだらない駄文を打っていて
気づけばまた日付が変わりつつあるのであった(笑)

いやー予告なんざするもんじゃありませんな。
昨日(25日)は夜になってから原因不明の頭痛にみまわれて、
ヤフオクに入札してしまっていたので終了時間まではなんとか起きていたものの
視界がグルグルだったのでダウンしちゃいましたー
しかもオクはまた例によって終了直前に釣り上げられたので
冷静な判断ができると思えなかったからあきらめた(泣

蚊女の呪いでしょうか

ぶーん



あ、今回は説明に必要だったから書いただけで
わたしは意味もなくアシスタントさんの仕事の欠点をやたらとwebにさらしたりしませんのでー。
「完璧なペットボトルが描けなければ雇ってもらえない」
などとは決して思わないでくださいませー(汗
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■5月24日
「ぶらり途中下車の旅」のナレーションが滝口氏からよりによって
え・・・えなりに・・・(泣

ああいうそれなりに歴史あって固定客ついてる番組に
好き嫌いのものすごく分かれるタレントを起用するのって
どうかと思うんだが日テレさんよ。
というかまさかえなりのことを「好き嫌いのものすごく分かれるタレント」だと思っているのが日本中でわたしだけなんじゃないだろうな!?
「がまんして聴いているうちに慣れるかも」と思って観てたけど
5分でギブ(涙
もう途中下車見れねえよバカヤロー
何年観てたと思ってんだよコノヤロー


日々ぜにの勘定と草どもの世話にあけくれている失業者ですこんばんは。
ぜにの勘定は去年の経費。
そう、確定申告できなかったのだこのばかやろうは。
たいした仕事量こなしてるわけでもないのに本当に文字通り仕事以外のことがなにひとつできていなかったというわけです
今考えると猫が餓死しなかったのが奇跡のようだ
事実草のほうはかなり死んだしな・・・←笑えない。

経費の計算なんてたいがいの漫画家さんは専門家にやってもらうようですけども
こちとら専門家に来てもらっても、その人に払うぜにまで値切り倒しかねないいきおいの貧乏でございまして。
部屋の消臭剤とかワキのニオイにシューするやつとかを
「福利厚生」でオトそうとする女ですがなにか。

自転車の鍵は出てきませんが
(ていうかもう捜してもいませんが)
自転車の鍵を壊された話は明日にでも書こうとおもいます

ちなみに壊した人は、アシスタントさんです

領収書の山と格闘してたら去年の秋頃まで来てくれてたアシスタントちゃんたちの分がいっぱい出てきて思わずなつかしかったりしましたが
この人たちじゃありません

この人たちを募集して来てもらう前に
試しに1回だけ来てもらった人。
その1回で、というか来てもらって1時間もたたないうちに
にどと来ていただかないだろうと確信いたしました(汗
なんかいろんな意味で衝撃の出会いでした

これからもアシスタントさんを募集して来ていただく可能性がある以上
過去のアシさんのよからぬことをwebにさらすのは
おのれの好感度を下げる行為であることは百も承知ですが、
まあ2年近く経ってよもや本人も見てないだろうし
ほぼ時効とみなしていいだろうということと、
今後こういう人に来られちゃまじで困るんだよという意味で
思いきってさらしちゃうことにします

というか、本当は
その鍵を壊した人の次にやっぱり1回だけ来てもらおうとした
もう一人の人のほうが、別の意味で衝撃だったんですが
こっちはさらしていいものかどうか考え中。

・・・なんで予告だけして今日書かないかっていうと
ぜに勘定がおわってないからだよ(泣
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■5月21日
ギックリ腰をやったとき、いろんな人から
「一度やるとくせになるから気をつけろ」と言われたのだけど、
何がどうくせになるのか意味がわからないので、言った人の一人に
「それはちょっとしたことでギックリが再発するようになるという意味?」ときいたら
「そうではなく、ちょっとした疲れですぐ腰痛が出るようになるという意味」
と言われたんですけど、これ合ってますか??

「一度やるとくせになるから気をつけろ」という文の中に
「腰痛」という言葉が含まれないので、もしそれが正解なのだとしたら、
これだけ言ったのではわたしでなくても意味が正しく理解されないような気がするんだが。
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■5月20日
怖い話をしてやろう。

昨日のことである。
久しぶりに電車に乗って買い物に行こうとしたのだが、
その前に朝一度近所へ自転車で買い物に出た際に、
自転車の鍵が本格的に壊れつつあることに気づいた。
じつは数年前に人に貸したときからこの鍵は壊されていたのだが
(その話もちょっとした事件なのだがまた後日)
なんとかだましだまし使い続けてきたものの、そろそろ限界のようだったので
駅に向かう際、自転車に乗って行って駅前の自転車屋に修理を頼み
そのまま買い物に行っている間預かってもらい、帰りに引き取って帰ることを思いついた。

さて
わたしは一つのキーホルダーに家の鍵と自転車の鍵をいっしょにつけていたので、
自転車の鍵はつけっぱなしで預けた方がいいだろうと思い
キーホルダーから自転車の鍵を外し、右手に家の鍵を持ち、左手に自転車の鍵を持った。
・・・はずだった。
正直よく憶えていないのだが、家を出る直前のことで
両手に鍵を持ったまま、わたしは忘れ物に気づいたり、靴箱から靴を出したりと
いくつかのアクションをしたらしい。
玄関を出て家に鍵をかけた時点で、両手に鍵を持ってから数分が経過していた。
家の鍵をバッグにしまった瞬間、
左手に自転車の鍵を持っていないことに気がついた。
家の鍵は「家を出るときにかける!」と強く意識していたので、持っている右手にわりと意識を集中していたのだが、そういえばそのことに気が行っているあまり
「右のは要るけど左のは要らない」とチラリと思って
左手に持っているものをどこかへ置いたような記憶がなきにしもあらず。
・・・とりあえずバッグと服のポケットにはみあたらないので
家の中だろうと仕方なく今かけた家の鍵をふたたび開けて家に入った。
とりあえず家を出る前に通った道筋(といっても2〜3メートル)をたどり
物を置きそうな場所をチェックしてみた。
しかし。

どうやっても、いつ、どのタイミングで自転車の鍵をどこへ置いたのか
まったく思いだせないのである!

ごくまれにだが、わたしは手に持った物を
「あ、ここが大きさ的に合う」とふと思いついて
本当に何の意味もなく、何の脈絡もない隙間に入れてしまうことがある。
たとえば
パソコンのところに置きっぱなしになっていたマグカップとひざかけと本を片付けようと、全部を手に持って歩き出したとする。
ひざかけは仕事机の椅子にぶん投げておけばいいが、本はきちんと元あったところへ戻したいので、とりあえず邪魔なマグカップを、本棚のたまたまちょうどいいサイズに空いていた隙間に一時置きする。そして、本を片付けている間に、マグカップを一時置きしたことはおろか、マグカップを台所へ片付けようとしていたこと自体を忘れてしまう。
数日間「なんとなくマグカップがひとつ足りないような気がする」と思いながら暮らすが、のちに本棚の隙間にマグカップを発見したときには、それがいつから、なぜそこに存在するのか、まったく憶えていないのである。
意識の隙間のような無意識というやつだ。
そうやって収納してしまったものって本当に見つけるのが困難なので
(なにしろどんなにたどっても自分の記憶に残っていないのだから)
それでも失くしたのがあの短時間の間ならまだ探す範囲もそう広くはないだろうと
隙間という隙間を捜索したのだが、出てこない。
24時間以上が経過した今もって、鍵そのものも出てこなければ
手から鍵を放した記憶もまったくよみがえってこないのである。

おそろしいだろう(泣

結局どうしたかというと、もうひとつの鍵を使って自転車には乗って行ったが
昨日は自転車屋が定休日だったので修理はできず、
今日ホームセンターへ行ったら鍵売ってたので買っちゃいました

ホームセンターで鍵を売っていることを知っていれば
あんなおそろしい思いをすることもなかったわけだが
たまにはこういうおそろしい思いをしたほうがアルツの予防にはなりそうな気がする

マグカップの例を出せる時点でおまへはアルツだ
というご親切なご指摘は意地でも受け付けねえ。
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■5月18日
ネコナデのDVDは出たんかいな、と思って久々に見に行ったら
なんと映画化だそうな。そうか、そっち行ったか。
大杉漣だともっと公私ともアツい鬼塚部長になりそうだなあ。
まあどっちにしても映画館にはお金を落とさない主義だから観に行かないけど。
あれはせれぶが見るもんタイ!!(by左門豊作)
それよりも映画になったらその映画がDVD化されるだろうから
それにまぎれてドラマ版のDVD化がうやむやにされそうで心配だ。

園芸ブログのほうにも書いたけど、
カテゴリがぐちゃぐちゃになってるのをどうにかせねばなーと
とりあえずもうちと時間かかりますよーの記事を載せとこうと
更新したら、なぜかそのワンアクションでカテゴリ直ってやがった(怒
なんだよこのちっちゃいいやがらせ。
まあやらなくてはいけないことがひと手間減ったのはありがたいが
他にもこのサイトに関しては、切れてるリンクとか直さなくちゃいかんもんが山程あるのよねい。
どうも家の中と外の片付けで手一杯で、なかなかパソコンの中身にまで手が回らない。
ずいぶん前から「もっとシンプルに暮らしたい」をモットーにいろいろ整理してはいるのだけど、こんなに荷物の多い奴がシンプルに暮らそうと思ったら永遠に片づけをしていなくてはならないような気がしてきた今日このごろ。
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■5月17日
あーあー。またずいぶん書いてないっす。申し訳ねっす。
前回分↓を書いたときがすでに同人誌のシュラ場で、引き続き本作ってイベント出て
さらに引き続き仕事のシュラ場でそれが昨日やっと終わりました
途中イベント後にイベントレポだけ書いたものの、用事を済ませて後で上げようと中断して
それっきりログインするタイミングを失いました(笑)なげえ中断にもほどがあるぜ。

じつはわたしはちょっと前から、プライベートの何種類かの記録(お金とか)をパソコンで毎日つけていて、ドシュラ場のときは何日かつけられない(というかパソコン自体開けられない)日もあるけど終わったらちゃんと再開して、「基本的に毎日つける」が今んところ数か月続いているのよね。
わたしは絶対そういうことができない人間だと思っていたから
それでこのサイトも「気が向いたら更新でいいや」ってことにしていたのだけども、
もし「1行でもいいから絶対毎日なにかしら書く!」って自分で決めたら
案外書いちゃったりするんだろうか。とふと思う今日このごろ。
まあ元々「書くこと」と「書かないこと」の差なんざ自分の気分しだいだったから
クォリティを維持しなければならないなんちゅうプレッシャーもないわけだし(笑)
どうだろう。やってみっか。
って書きながら結局「やる!」っていう決心はしてないわけだけども(笑)

30代前半ぐらいの頃に「30すぎるともう徹夜はつらくてできないやねー」なんて人と話していた記憶があるのだけど、最近40まで秒読みという歳になってけっこう普通に徹夜してます(笑)
15日の朝起きて、夜ずーっと起きていて、16日の朝明るくなって朝飯食ったらちょっと睡魔が襲ってきたので40分ぐらい仮眠して、40分だけ寝るとか絶対できないだろうと思っていたのだけどできましたなこれが。でもって起きてまたずーっと仕事して夕方原稿渡しました。
いやまあこれができることがいいことかっていうと必ずしもそうじゃないんだけども。
わたしはアシスタント時代に漫画家や編集者が「何日寝てない」だの「どのドリンク剤を飲めば何日起きていられる」だの得意げに話すのが大嫌いで、自分は独立してもそういう生活にならずに仕事をこなそうと思っていて(当時月の半分以上アシスタントに行っていたぐらいだから徹夜自体はできないわけじゃなかったんだけど)、実際独立した直後くらいには最終的にドシュラ場で徹夜をしなくていいスケジュールを組む方法を考えついていたのだけど、
要するに今それが実行できてないってことだからなー。
どう考えても「寝ない」よりも
「ちゃんと寝て仕事をこなせてる」ほうが数段かっこいいじゃないすか。
現時点で実質「半失業者」状態なんだけども、1月と4月のヒマ時期にやらなかったことに加えさらにやらなければならないことがてんこもりなので、いいかげんケツに火をつけてもっと回転よく動く習慣を身につけなくては。

・・・なんかさ
園芸ブログをサボっていた間も何回か再開しようとは思ったのだけど
わたしが何もいじってないのにカテゴリ分けがぐちゃぐちゃになってやんのな(汗
たぶんブログのプログラム自体のバグだと思うんだけど。
言い訳するわけじゃないが、
何度も言ってる「やらなければならないこと」の中にはこういうのも含まれるので
こういう手間考えるたびしょっちゅうケツの火が消えるんですよ(笑)
まあでも、やるわ。こんどこそは。
植物の世話自体は一応それなりにやってます。さすがにいくつか冬越せなかったけど。
あと猫はバリバリ元気です。
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