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DOKUPARA扉ログ/2008年9月

■9月27日
プリントアウトしたものを消しゴムや練りゴムでさわると黒く汚れる
というのがわたしは、自分がやろうとしてるデジタル作画の最大のネックのひとつだと思っていたので、インクジェットではなくレーザープリンタなら汚れないのではないだろうかと思っていたのだが

今プリンタが死んで、ちょっとだけネットでプリンタを物色していたら
インクジェットなみの安さでオフィス用のレーザープリンタが出ていたので、
買うことを視野に入れて思い切ってえぷそんに電話して訊いてみた。

そこで初めて知った衝撃の事実

消しゴムや練りゴムでさわると汚れるのは、インクジェットとか関係なく
単に「プリント直後の定着してない印刷面だから」なのだと・・・(汗

↑これを聞き出すというか、それ以前に
こっちの言いたいことを伝えるのにもなぜだかなかなかわかってもらえず、
「インクジェットとレーザーで出した印刷物の違いを知りたいなら、両方お送りして比較してもらうことはできる」というからぜひ送ってくれと言ったのだが「でもたぶんそんなことしても意味がない」という。
なんで意味がないのかと訊くと
「出力してからお手元に届くまでに時間がかかるから」という。
・・・意味わかんないでしょ?
何度かこのやりとりをくりかえしてさんざっぱらイラついたあげく
自分で「もしかして・・・」と思い当たり、「ちょっと待ってろ」と言って
夏コミの時にプリントアウトしたペーパーに練りゴムをかけてみて
初めて「時間を置いたものは汚れない」とわかった。

で、最終的に確認したら
プリンタというものは普通、印刷したものに手を加えることはしないという前提で作っているので、印刷した直後のものに手を加えたらどうなるかという質問があること自体想定していなかったらしい・・・・・・

あ、あの・・・
わたしが考えて実行したこの作画方法って、
そんなに常識はずれで阿呆なことなんでしょうか??(涙


とりあえず汚れについての対応策はわかったので
プリンタ選びも楽になったことはなったが、
えぷそんの電話口の男の、言葉づかいはあくまでていねいではあったが終始バカにしてるのがにじみ出ていたあの口調は忘れんぞ。いいか、オメーに教えてもらったからわかったんじゃなくてわたしが自分で気づいたんだ。
オメーがひとこと
「出力した直後のものと時間を置いたもので比べてみましたか?」
と言えば1分で済む話だったのだ。
役立たずな上に頭が高い奴め。


・・・はい、気が済んだのでペーパー作りに戻ります(笑)
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■9月27日
プ・・・プリンタが壊れました・・・・・・(汗
よりによってこんなすげえタイミングで!!

夏コミに作ったペーパーももうあと何枚か刷って持って行こうと思い
2枚ほど刷ったところで突然、不気味な文字列しかプリントしなくなりました。
ユーティリティーも受け付けず、もうパソ本体からのデータをいっさい正しく受け取れなくなっている様子。文字どおり「コンピューターがいかれた」という状態。

下の記事を上げて12時間も経ってませんが、そういうわけで
少なくとも明日用には、ポストカードつくれなくなりました(涙
いや原稿はできてるので、時間的には今から家電量販店行って
プリンタ買って持って帰るってこともできなくはないんだけど、
やっぱり仕事の原稿のためにももっと使いやすいのがほしいと思ってたところなので
そんなに慌てて間に合わせで選ぶということもしたくないので。
今回はいつもどおりのモノクロコピーのペーパーをまじめにつくることにします・・・

運が悪いというよりは、やはり自分の日頃の行いの報いという気がしますな(笑)
元々部品がとれかけてるような中古品をただでもらったので、
近々壊れることは目に見えていたわけだから
もうちと仕事に身を入れて、デジタル作画にももっと早く着手してたら
こうなる前に新しいの買ってたかもしれないわけだからね。
まあ貧乏なりに、プリンタの1台ぐらいは買える蓄えはあったというのが不幸中の幸いか。
何か「しっかりしやがれ俺」と見えない何かに言われてるような出来事が続きますが、
逆にそう思えるうちは、まだまだできることがあるということでしょう。


そういうわけですので
「EPSON・Superカラリオ・PM−670C」よりいいプリンタを持ってるけどもっといいのを買うのでいらなくなるからあげるよ、という方がもしいらっしゃいましたらぜひご連絡ください(笑)自力で新しいの買いました。
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■9月26日
ていうかもう日付変わって前日になっちゃってるんだが(汗
あまりにも何もできなかったので、イベント告知も気が引けて
今頃になってしまいました(涙
・・・はい、新刊できてません。
今回はもう参加自体ほとんど意味のないものになってしまったので
本の種類もいつもより少なめで、周囲には合わせますが撤収も早めにして
原稿を描く時間にあてたいと思います。
ただ、ちょっと宣伝したいこともあるので
ポストカードを2種類ほど作って配ろうと思ってます。
・・・ま、ま、万が一「新刊なくても一応立ち寄ってやろう」と思って下さった方は
どうぞもらいに来てやってくざさい(涙
スペース等は同人ページをごらんください。
のちほどあらためて載せますが、ポストカードと配り物はご希望の方には郵送します。
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■9月25日
初の漫画家デビューから約20年にして今さら
しめきりの恐怖というものをひしひしと実感しておる今日このごろ。
・・・いえいえ、「しめきりがせまってくる恐怖」のことではありません。

本当におそろしいのは、しめきり漬けがあたりまえになった身で
ふと、しばししめきりから解放されたときの
この気の緩みっぷり。
まさにこれが「自由というもののおそろしさ」。
これに比べたら、日々しめきりに追われる恐怖なんざ屁でもないと思う。

もうずいぶん前から、あるところに原稿を描く約束をしていたのですよ。
あ、詳細は来月ぐらいに明かしますけど。
これが、「モノが売れればあがりは入るけど“原稿料”というものは出ない」
という種類の仕事で、それで先方も申し訳ながって
「時間のある時でいいですから」ときっちりしたしめきりを提示しなかった。
で、わたしも金額と関係なく面白い仕事だと思ったので
描く気自体はマンマンだったのだけど、なにしろしめきりがないもんで
どうしたってしめきりの決まっている仕事を次々に優先してしまう。
一応折あるごとに思い出しては「これ終わったら描こう」と思ったりしていたのだが、
実行できないままずるずると・・・・・・
たぶん、もう1年以上・・・・・・・・・

・・・・・・で。

今現在のわたしの状況をバラすと、
「しめきりの決定してる仕事はもうちと先にしかないので
(つまり軽い失業状態だったり)
ちょうどいいから、延ばし延ばしにしてた同人誌を作りながら
じっくり描きたかった話をまとめて各所に営業にまわろう」
と思っていたところだった。

そこへ件の仕事の電話
「タイムリミットまであと2週間ほどです」
・・・・・・・・・

笑えねえ(涙

たっぷり時間をもらいながら1年以上ほったらかしたものを、かくして
ケツをあぶられながら数日で仕上げなくてはならなくなった(笑)
・・・いや、枚数にすれば数枚なので本気でとりかかれば充分できるんだが。
しかしこの1年以上の間、思えば
これを描くのに必要とする程度のヒマ時間なんて、いくらでもあったはずなのだ。
それなのに
次々にしめきりが迫ってくるときは次々にしめきりをこなしているのに、
ふっとしめきりが途切れたとき、
しめきりのない仕事のしめきりをみずから設定しようという気は
さらさら起こらなかったわけである。

なんか・・・
なんか、わたし、
自分が貧乏である本当の理由がわかったような気がしたわ(涙
やはり怠け者は決して裕福にはなれないというこの世の中は正しいわ。

昨日コンビニで、めずらしく
パラ見した廉価版コミックスを気に入って買うということをしたのだけど
それが「新・Y氏の隣人・黒草子編」という本で、
これに出てくる「鈍根丸」というのが
まさにこの半年ぐらいのわたしは、この薬を飲まされていたんじゃないだろうかと
リアルに思い当たるような話だった。
怪しげな薬を売り歩く薬剤師が、神経質すぎて体を壊している人に
飲ませたのが「鈍根丸」という薬で、これを飲むと
自分に対しても他人に対しても、あらゆることがたいしたことではなくなり
何でも「ま、しょーがないっすね」で済ませられるようになり
危機感を感じなくなる。
失敗を反省しないので他人の信用もどんどん失っていくが、それも気にならない。
要は心に「鈍感力」を養う薬なのだが、
さすがにわたしはそこまで何も考えなかったわけじゃないが
たしかに危機感て抜けてたなー。
365日きんきんに危機感もって生きなきゃならないのはそりゃ大変だが、
わたしぐらい貧乏で何の才もなくて今も腐った葉っぱに乗って大海に漂ってるような生活してて未来は真っ暗、なんちゅう状況で危機感失ったらもうそれこそおしまいでんがな(汗
いったい何に目がくらんでいたのか。
はたまた単に疲れてただけか。
いずれにしても、お声をかけていただいた仕事を期限がないのをいいことにほったらかすなどという余裕はもう金輪際にどとぶっこいてはならない。
そのときはオメーの命の火が尽きるときと思え!!


・・・てか、このマンガみょうにはまるわー(笑)
全編こういう調子なんだろうか。だとしたらもっと読んでみたいが。
一話完結で、笑うセールスマン(←表記失念)みたいな話。
でもセールスマン役はいろんなタイプの人がいて、話もハッピーエンドだったりブラックだったりといろいろ。
個人的には、善行のポイント通帳の話が好き。
人の善行と悪行の帳尻が合っているから。
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■9月24日
昨日教えていただいたデジタルトーン、使い方がやっとわかった。
というか、
じつは以前webデザインが面白くていろいろ調べてたときから、
「自分で作ったり取り込んだりした画像をテクスチャとしてタイリングする方法」が
ど〜〜〜してもわからなかったのだ(笑)
↑本格的にwebデザインとかCGとかやってる人が聞いたら頭どつかれそうだが
自分でも、これさえできればそうとういろんなことが楽だし
逆にいえばできないとはなしにならないぐらい基本的なことなんだろうなあ
とは思いつつ、どっからその機能を出すのかさっぱりわからなかったのだ。
フォトショのヘルプで検索しても、そういう機能があるということは出てくるけど
どのボタンから出すのかまでは書いてやがらねえんですよ。
まさか、教科書買って調べろってか(怒
結局数十分かけてフォトショ内をいじくりたおして自力でみつけた。
どんなに淋しい夜よりも、
友人の結婚式に出たときよりもカップルだらけの場へ行ったときよりも、
わたしが心から「彼氏がほしいなあ」と思うのは、こういうときだ(笑)

しかし
作った方の推奨する使い方では、トーンを貼る部分を選択してから
その部分だけにテクスチャをこさえるということのようだが、
なにしろ廉価版フォトショでは「線で囲われた部分を自動選択」ということができないので
結局アナログ貼りと同じく
「大まかに切ってから余分を切り落とす」というやり方になるから、
自力でやった「データ化したシートをレイヤーにして貼る」方法よりも
一箇所につき2手間ぐらい多くなってしまう。
なので結局、適当な大きさのシート状にタイリングしたテクスチャを保存しといて
レイヤーにして貼るということになりそう(笑)
いやそれでも、スキャナで取り込んだトーンよりは格段にきれいなはず。

ってまあ、いくら機能が便利になったところで
仕事の効率が上がるかどうかは使う人間しだいなんだがよ。
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■9月24日
暑さやら寒さやら湿気やらのせいにしてダラけてたツケで急にやらねばいかんことがたまってきまして、そうなるとネット関係って優先順位が最下位になるらしいですわたしの場合。自分でもものすごく意外だ(笑)
というか、ネットはネットでまた開いちゃうとやらねばいかんことが山積みで、どっから手をつけていいやらパニクって無駄に時間を取られるので、いっそ丸ごと後回しにしようという無意識の意思がはたらいているような。
っていう駄文を考えたり打ったりしてる時間こそ最大の無駄だったりするわけだが。

前回のトーンの話ですが、
調べたらけっこう出てきました。
というかいつも調べてから文書けやっちゅうはなしですが、
それだと調べる前の段階の思考までは記録しておかないような気がするので
まあこういう無駄もいつか、世界のどこかのどなたかのお役に立てればと(笑)

一応マクソンから、アミと服ガラと背景?あたりをまとめた各種セットが出てるらしい。
「出てる」というところまでしか調べてないので、わたしに使いこなせるしろものかどうかはまだ不明。そして不明なまま試し買いするにはちと高い。
あと、個人でオリジナルものを作って販売サイトに契約やら登録やらして売ってる人とかもいるようで。
んでも調べ方がまずいのか、「こんなに少ないのか」という印象ではあった。
まあ、基本的に“消耗しない”商品だから1回買っちゃった人は二度と同じのは買わないわけで(笑)そう考えると商売としてはおいしくないもんなあ。
あと、教えて下さった方ありがとうございました。
そういえば教えていただいたやつ、存在は知ってました。
知ってましたが以前見つけたとき、使い方説明を読み始めたらなぜかとてつもなく睡魔に襲われたため、そのまま記憶から排除されたようです(笑)・・・とりあえず説明は読まずにDLして勝手にいじってみる方向で。

それにしても
やはり600dpiでパソコンがぶっとぶというのはどうしたものか。
このパソコンは前のよりはそうとう容量でかいはずなんだが
それでもまた皮はがして増設メモリ埋め込んだりしなきゃならんのか。
できればもう一生パソコンの皮ははがしたくないんだが。
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■9月20日
丸2日ほどパソコンに近寄りたくない病にかかっておりました。
たぶん原稿の仕上げで何日もモニタにはりつきっぱなしだった反動。

ええと、前回の補足。
というか本当はこっちが前置きにあたる部分。
メモ書きが長くなったのでふたつに切って、作業工程のほうを先にあげてしまったので。
「パソコンでマンガの原稿を描く」ということに興味のない方はおかえりください。

まず
どうでもいいっちゃどうでもいいんですが、
なんで今このタイミングでデジタル作画に着手したかっちゅう話。

今回やってみたこの方法は、もうそうとう前から考えついてはいたのだけど、
専用ソフトとかの投資はせず手持ちのありものだけでやろうとしているので、
途中で「ああやっぱだめだ」となったら全部アナログ描きでやり直しになってしまうから
そのロスも含めた時間が取れるときでないと試せなかったわけですよ。

なんで今やってるかっつうと、
いろいろ妥協してまで無理して急いで原稿を上げることが
わたしに限っては、何のプラスにもならないことがはっきりしたから。
・・・一応、今までは、
わたしは雑誌にとってはハゲ山を賑わす枯れ木ぐらいの役割しか果たせてないから
せめて原稿を早く上げるぐらいのことでは貢献しようと思っていたのだが、
そんなこと何の評価もしてもらえないのだということが今さらわかりまして。
ほんならもうどんだけ遅れようが今やったれ!と(笑)
・・・結果的には「できればこれぐらいには」って言われてた日にはできちゃったんだけどさ。

あともうひとつ理由というかきっかけがあって。
こないだの夏コミで、次回申し込み用紙についてくる小冊子の特集で
コミスタ(マンガ原稿製作ソフト)のことが載ってまして。
今までは、こういうのはもうこういうのを駆使することが大好きな人用のものというイメージがあったので、あんまり興味がなくてよく知らなかったのだけど、
それを読んだら、あり?わたしがやろうとしてる方法ってこれがあればドンピシャに楽だなあと(笑)
値段も思っていたほどバカ高ではなかったので、
ネットでユーザーの意見なんかを調べてみたんですよ。
したら、
結論としては、
わたしがやろうとしてる程度の方法だったら
わざわざコミスタを買わなくても、ありもののソフトで充分らしく
その方法で描いている人もけっこういるようであると。
で、
じゃあ買わなくていっかと(笑)

さらに
今まで着手できないでいた最大の問題は、やはり
スキャナとプリンタがA4までしか使えず、しかも
プリンタは古い製品なのでけっこう粒子が粗いというところ。
幸い今やってる仕事の編集部はA4原稿は受け付けてくれるのだけど
たしかデータ入稿は受け付けてなかった気がしたので、
もうそこは、最後のプリントアウト頼みのバクチってことで(笑)

・・・たぶん、他のデジタル作画の漫画家さんは
もっとでかいスキャナ(複合機?)をお持ちで
仕上げもデータ入稿ってことじゃないかと思うんだが
「B4原稿を取り込めるスキャナ」と
「B4原稿を出力できる家庭用プリンタ」
(もしくは両方可能な複合機)って存在するんでしょうか??
一応ネットで調べて見当たらなかったんだが。
まあ世の“そこそこ以上稼いでる”クラスの漫画家さんて今みんな業務用の複合機とかリースしてるみたいなんで、家庭用で探そうとするのがそもそも間違いだっちゅう気もしないではない(笑)(あたしゃいまだにどしゃ降りの中ビニールに原稿ぐるぐる巻きにしてコンビニにコピーに走ってますよ)
スキャニングのほうは半分ずつ取り込んでデータ上で合成するとかできるけど
プリンタのほうは、印刷した紙を切り貼りしてつなげるんじゃどう考えても無駄な手間だもんなあ。

で、今後の課題としては
やっぱりデータ化されたトーンの市販品が手に入るかということ。
なんとなくコミスタ用とかフォトショ用はあるような気がするんだけど、
廉価版フォトショでは使えない予感がふすふすと(笑)
まあ、今回の印刷物になった状態を見てそれほど違和感がなければ
あと何種類か自作すればいいかなとは思う。

それと、
今使ってるプリンタは10年ぐらい前のインクジェットなのだけど、
プリンタを通したからなのか通す前からすでに紙質がそうなのかわからないが
出力した紙の表面がちょっとベタベタしていて
消しゴムや練りゴムでさわると黒く跡が残ってしまうんである。
これが、もし新しいプリンタやデジタルプリンタならそういうことがないんであれば、
プリンタ新調してもいいかなと。
まあこのへんも大手家電屋にでも行って聞いてくるしかないが。

・・・余談ですが
今のプリンタは中古でただでもらったものなんだけど、
これをくれるという話が来る前、やはり買おうかと思って家電屋に物色に行って
2種類でどっちにしようか迷ったので、店員に
「これとこれって何が違うんですか」と聞いたら、

「名前が違います」
と堂々と答えてくれたことがあったので(汗
“当たり”な店員のいる家電屋ランキングサイトみたいのを誰か作ってくれないだろうか。

一応そのときの家電屋の店名は、武士の情けで伏せておく。
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■9月16日
やる気が起きねえと言ってはいたが
じつは今回からパソコンでの仕上げ作業を採り入れようときめていたので、
その作業に突入したらガゼン面白くなって結果的に仕上げ時間がえれえ短くて済んだ(笑)

・・・ま、やる気が起きなかったのはべつにマンガの内容そのもののせいではなく
むしろ内容そのものはいつもより好みというか筆が進んでしかるべきではあったのですけどねー。
まさにワガママ病そのものですな。
ワガママ病と書いて漫画家と読むのだ。

というわけで、
作業の合間に、一応ここに載せることもあるかと手順をメモ書きしていたので、
文字どおり自分用メモみたいなもんだけど、どなたかの参考になれば。


B4原稿に人物と、別描きしない背景までスミ入れして
消しゴムまでかけたものをA4に縮小コピーしてくる。
(なんで最初からA4原稿に描かないかは一応理由があるのだがめんどくさいので今回は省略)
そのコピーをスキャナで取り込んでデータ化。
今までにも言ってたけどわたしは廉価版のフォトショしか持っていないのだが
モノクロ原稿の処理ぐらいならこれで充分。

ちなみに
同人誌の印刷マニュアルとかでよく600dpiでやれと書いてあるので
600に設定したら、
「これ取り込んだらデータの容量がものっすごいことになって
パソコンぶっとぶかもしれないけどいいか?」
とスキャナドライバに訊かれたので(汗
やむなくいつも使ってる350dpiにしといた。
やはりお大尽のみなさまは、600dpiで取り込んでもぶっとばないおメカをお持ちなんだろうか。
ちなみにわたしは今までこのサイト用の同人誌内容見本なんかを取り込んだ経験から
1色原稿でも最初はフルカラーモードで取り込んでおいて、
フォトショのコントラスト調整で線をはっきりさせてからモノクロ化している。
このへんはたぶん、スキャナやソフトの優秀さ加減に左右される気がする。

他に何度も使いそうな背景・小物も別紙に描き、スキャナで取り込んで同じくデータ化。
これを、ゴミやはみだしを消して広いベタをバケツで一気塗りした原稿に
サイズを合わせて合成。
この段階の、要するに「スミ入れ・ベタ・ホワイトまで入ったトーン貼り前の状態」を一応別保存しておく。

さらに普通のトーンをデータ化する(笑)
・・・なんとなくこれ作らなくても売ってるような気がするんだけど、
やってみたらそれほど大変ではなかったです。
よく使う肌カゲ用のアミと、服の地模様を数種類。
アミ点の間の0コンマ数ミリのすげえちいちゃいゴミとかも拾っちゃって、しかもデータだと消せる大きさに拡大できちゃうので(笑)全部消そうとするとおそろしいことになるんだけど。そこは、どうせ印刷したら見えないんだからとほどほどに妥協。

で、これをレイヤー化して、普通のアナログのトーン貼りと同じ要領で貼っていきます。
・・・いや同じではないな。
カスが出ないとかちょうどいい大きさのきれっぱしを探すとかの手間は省けるけど、
「いらないところをはがす」というのが廉価版フォトショではいっきにできず
なげなわ選択や消しゴムツールでこつこつ消さなければならない。
(たぶん正規版フォトショでは、貼りたい個所を線で囲った状態で一括選択とかできたような)

でもって、うちの場合当然すべてのトーンをデータ化できるわけはないので
ここまで仕上げたら一度プリントし、
肌カゲと服以外のトーンを普通にアナログで貼って
やっと完成というわけです。

手間や時間を短縮できたかというと・・・
1ページあたり、コピーを取り込んでからプリントするまでが
1時間弱というところ。
慣れれば多少早くはなるけど、取り込みやプリントで「メカが作動するのにかかる時間」はど〜〜〜やっても短縮できないし、3枚ぐらいごとにパソコンを再起動しないとてきめんに動作が鈍くなるし、何より何時間もぶっつづけでモニタに向かっていると人間が睡魔に襲われるので(笑)あとは手順とかこまかいことで短縮できるワザを開拓していくしかなさそう。
んでも、背景・小物の貼り込み・ベタ(←広い面のみ。毛先とかはアナログで筆で塗る)・ホワイト・顔カゲ・服ガラまでが1ページ1時間弱でできると考えると、そこそこ効率いいような気もしないでもない。
一応今のところ、猿知恵なりに考えて、メカが処理中で手が出せない時間に別のページの仕上げトーンを貼る、ぐらいの工夫はしてみた。

あ、あと意外なところで不便を感じたのが、
プリントした段階で貼り忘れやはがし忘れを発見したとき(笑)
アナログ貼りなら当然すぐ貼るなりはがすなりできるが、
データだと面積大きい個所の場合、丸々プリントし直し。
(小さければホワイトかけたり紙の表層だけはがしたりすればいいが)
ボンクラなわたしはこれで、かなりの枚数厚手のスーパーファイン紙を無駄にした。

というかんじで、まあ何もかも夢のように速くて便利になったわけではないけど
個人的には、予想よりはいい結果だったじゃねえかという感想です。
何より単調で地獄の作業になりがちな肌カゲと服の色付けが
けっこう飽きずにやれたというのがでかい。
あとは雑誌に印刷された状態を最終確認するのみ。
さすがにアミトーンは完璧に再現するのは無理だったので、
はたして読者が見て不快感を感じるほどかどうか。
他の方々のページとくらべてダントツに汚かったりしなければオッケーなんだが。


でもって、たとえ自分的にはオッケーだったところで
今回ここの担当氏とはそうとう険悪になったような気がするので
もうにどとふたたび仕事の依頼がないかもしれないわけだが。
・・・・・・・・・。
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■9月4日
前回のを上げた翌日ぐらいに、今やってる原稿の担当さんから
「原稿やってますか」の電話がかかってきた。
自慢じゃないけどこの20年で、しめきり直前でもないときに「原稿やってますか」の電話をかけてきた編集なんて糞おさしみ野郎だけだ。
ゴミ屋敷マンガにかかりきりで自分とこのは放置されてるとでも思ったか。
あいにくだがゴミ屋敷マンガなんざ先月前半に描きおわっとるわ。
今の原稿が遅れるとしたら、そりゃ単にやる気が出ねえ仕事だからやる気が出ねえだけでい。てやんでい。
やる気を失せさせる発言をしたのは電話をかけてきた当の本人なわけだが
本人はおのれの言ったどれがそうなのかなんてとうていわかるまい。
絶対教えねえけど。永遠に。墓まで持ってってやる。

編集さんてさー、こんなこと言っちゃあれだけど
マンガ家のweb日記は、読んでても読んでないことにしてくれるのが
最低限の気遣いなんじゃねえのかなー。
わたしはいろんな編集から(現担当じゃない人も含め)「読んでる」と言われるんだけど
それってプレッシャー以外のなにものでもないよね。
わたしだってなにも「何書こうが失うものなどなにもないどんとこい」と思ってるわけじゃない。
そりゃ他の漫画家よりもほんのちょっとだけ「それ言っちゃまずいんじゃねえの」ということは書いてるかもしれないけど、
それだって「自分の首が締まっても情報として世に知らせる必要がある」ということをけっこう厳選してるんであって、
「本当に言っちゃだめなこと」は、これでも、書いてない。たぶん。
それをさあ、「こないだ何日の日記で・・・」とか普通に言うのって
なめてる以外のなにものでもねんじゃねえ?
読んでることをわたしに知らせる。
 ↓
読まれてるとわかったら自分のことはまさか書かないだろう。
 ↓
書かれる心配はないからある程度なめくさった扱いをしてもオッケー。みたいなさ。

・・・あいにくだけど、今までも
読まれてるの承知で書いてますけど。
おまいらどうせ自分のことを書かれているのを読んでもわたしに何も言えねーべ?
気遣いをしてるようにみせかけながらなめくさった扱いしてるのは事実だもの。

この間も、ある編集さんと何年ぶりかでお会いしたんですけども
社名入りの封筒をわたしにくれてないことを、しきりにわびるんですよ。
たしか前に会ったのって数年前なんですけど
すっかり忘れてたけど、たしかそのときも同じことを言われたんですよ。

・・・・・・あのさ

封筒なんざダイ●ーで4枚105円で買うもんだとこちとら長年思ってるから
どお〜〜〜でもいいんですけど。
そのどうでもいいものを、数年前に「さしあげてないのが申し訳ないのでさしあげます」
と言われたきりくれる気配もなく、こちらがすっかり忘却していたのに
数年後の今、申し訳なさげにまったく同じことを言われる。

本当にくれるならまだしも、
「くれてないことをふたたび詫び、そして、やっぱりくれない」。

これって、気遣いでもなんでもなく
まさになめてる以外のなにものでもないですよね。

本当に「さしあげないとご機嫌を損ねて申し訳ない」と思ってるなら
「言うだけ言ってまた忘れる」ってありえないし。
というか、わたしがご機嫌を損ねたらまずい大御所様だったりしたら
何も言わずとも「あげてない」こと自体ありえないだろう。

この人にとってはおそらく、「封筒をあげる」ことが気遣いなのではなく
「あげなきゃいけないと思っていることを伝える」ことで
気遣いが成立してると思ってるんである。
安いペーペー作家なんざそんなもんで充分と思ってるんである。

えーえー、わかってますよ。
なめられるような作家でしかないわたしが悪いんですよ
くやしかったら封筒どころか盆暮れのつけとどけに編集者が大挙して押し寄せるような大御所になってみやがれってはなしでしょ
そりゃごもっともですよええ。
だから、なめられること自体は仕方ないと思ってる。
そこは腹をくくっているつもり。
けれどもね

「なめてることをわざわざ知らされる」のは
ちょっと人としてがまんがならない所存なわけですよ。

まあ、この会社の人って
「ものをあげることで物事が丸くおさまると思ってる」
っつう気配はあるんだけども。

前にも、別の人だけど、他社で再録してもらえるから原稿を返してくれと言ったら
「1ページ失くした」とほざきくさりましてね。
「ゲラあるし1枚ぐらい描き直すからいい」っつって返してもらったんだけど、
その話がついた直後にふたたび電話がかかってきまして
「社オリジナルのカレンダーをぜひ進呈したい」とほざくんですよ。
わたしはカレンダーってかなりこだわりがあるほうなので
わざわざ送ってもらって使わなかったらもったいないし(紙の資源と運び屋の労力が)
何よりわたしはこの時のこの編集さんのことが大嫌いで
にどといっしょに仕事をするどころか、名前の文字も見たくないぐらいだったので
済んだことはしょうがないとあきらめてとっとと縁を切りたかったのだが、

「受け取ってくれないとこの電話を置くわけにいかない」とほざくので(怒怒怒

しょうがないから渋々送らせることに同意したのだが、これってやっぱり
「相手がおわびの品を受け取ったので、この件はチャラ」
という既成事実を作りたかった以外のなにものでもないと思われてならない。

というか・・・
扉ページとかならともかく、途中のページを1枚だけなくすってちょっと考えがたいので
「よそへ貸したくないための嘘では」という疑惑を、わたしは最初からずっと持っている。
↑もし本当にそうなら、ちょっとした犯罪なんじゃないかこれ。
指示した奴も含め責任問題だ。

後日送られてきたカレンダーは、3種類も入っていたにもかかわらず
案の定使えるのがひとつもなく、ゴミを分別するためにとても苦労をして金具をはずさねばならなかった。
今度からは金具はずしてから送りやがれこのやろう。


まあ、そんな会社の風潮に長年染まった考えを
安いペーペー作家ごときが変えさせるのは至難の業ではあろうが、
どうせこれ読んでるんだろうからあえて釘を刺しておく。

わたしに気遣いをする気が本当にあるのなら
にどとふたたびわたしに封筒の話はするな。

・・・ここまで言ってもまだ「やっぱりさしあげてないから怒ってるんだ」とか思ってそうだが、だまって送ってきたら運び屋にそのまま持ち帰らせるから。
もちろん本人が手渡しに来たらその場の地べたにばらまいてやる。

なぜそこまでするかというと、
これを受け取ったらわたしは
なめられることを受け入れたと相手に知らせることになるからだ。

人をなめるなとは言わない。なめられるほうにも問題はある。
表で持ち上げといて裏でなめくさるぐらい、この社会を生きていく上では何を今さらな処世術だとは思う。
ただ、
それをやるなら表と裏ぐらいきっちり使い分けやがれ。
できないならへたに「表」なんざとりつくろうんじゃない。

というわけで、今日のこの記事は
「なめられたら正面きってなめかえすぜ!!!」
というわたしの意思表示なのである。
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