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DOKUPARA扉ログ/2010年8月

■8月30日
肥えツボがね・・・
まだ残ってやがったんですよ・・・・・・(涙





昨日、昼前には出かけようと思ってたんでその前にと
朝からごはんを炊こうとしたんでございます。

あの後どうしたかというと、
腐臭がしみついてしまった米びつは分解して、計量カップともども丸洗い&ハイター漬けにし
同じく腐臭がこもった収納庫も数日間扉を開けっ放し、
ちょうど楽天ポイントが少したまっていたので、その分で買える少量お試しの米を注文し
届いた頃にもう大丈夫だろうと、元通り米びつに入れ収納庫におさめたのでした。

・・・一応、「調理台の下の物入れ」っていう場所があまり清潔なイメージがないので
米びつを買ったときからずっと、「袋から出して米びつに直」はしないで
米は袋のまま口を閉じて米びつに入れる習慣になってたんですよね。
今回それがかなり幸いしております・・・ええ。

数日ぶりに米びつから米袋を取り出すと・・・

あまり認めたくない現実ではあるが、
なんか臭い(汗

明らかにあのなつかしくもおぞましい
肥えツボ臭がよみがえっておるのであります。

え、え〜〜〜〜〜。
洗ったじゃん・・・
ハイター漬けにしたのになんで、どっからよみがえってくるんだよ???

んでも一縷の望みをもって米袋の中のにおいをかいでみると、
あれ・・・?
米そのものは臭くないような??

計量カップで2合ほどザルに取り出してみる。
うん。米は臭くない。

普通に研いで炊いて、無事食べられました。

結局のところ、臭いが残っていたのは
米びつそのものと計量カップだった。
(だからすくったとき一瞬だけは米が腐臭に触ってしまったんだが)
えーーーーー。プラスチックってこんなにしみ込んでとれなくなるもんなのかー。
まあ収納庫そのものも、木だからかなりしみ込んではいるだろうな。
ちなみに米袋も、外側はしっかりにおいが移ってしまっていて臭い。
でも中身には影響ないのだ。米袋ってじつは優秀。
やっぱり「においが移りやすい食品」ということを織り込んで開発されてるんだなあ。
まあ実家が送ってくれるときは、そこらへんのスーパーの袋やら洋服屋の袋やらに何も考えずに詰め替えられているので、今までこういうことに気づく機会もなかったわけだが。

しかし
収納庫はむこう半年何もいれずに扉開けっ放し決定として、
米びつはどうしたもんか。もうどうやっても使えんかなあ・・・


さて
一応最後となるであろう高円寺での店頭展示。やってきました。
んですがー

帰ってきて、とにかく商品の紹介も滞ってたんで
まずはロフトワークでの公開をちゃんとしよう。と思って
いじり始めたはいいんですがー

ちょっと今、ひどいことになってます(汗
詳細はブログに。

昨夜からずっとこれで四苦八苦してしまって、
アナログ作業とか露店レポとかに手が回らないでいます。
とりあえずロフトワークのスタッフさんと連絡がついて、
あちらが対応してくれるまでできることはなにもない。となったので、
ようやく腹くくって他のことがやれます(涙
とりあえずはしめきりのあるものから最優先でやっつけなければ・・・!

露店レポはまたあらためて、出店ページのほうにでも上げますね。
阿波踊りの写真も少しだけど撮ってきたよー。


というわけで、画像もなんもなしの告知で申し訳ありませんが
高円寺のお店には新作2点置いてきました。
前回写真でお見せした「月刊あねもね」の完成品です。
あと、先週の頭ぐらいからも2点新作出してます。
今週も、週末に届くように1〜2点出す予定です。
9月の10日までの契約なので、ほんとにラストスパートですね。
小物とかはともかく壁の絵をこんなに次々出して回転させてるのってわたしだけだ、
ということに最近気づいたんですが(笑)
わたしはとにかく数多く見てもらって「手数の多い作家だ」ということも売りにしなければならないと思っているので、買い手がつくつかない関係なく我が道を行きます!
お近くの方、ついでのある方はぜひぜひお立ち寄りください。
お店の場所はこちら!!
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■8月28日
今朝起きようとしたら、どこからかかすかにラジオ体操の音楽が聞こえてきまして。
そういえば夏休みって子供が毎朝スタンプカード持たされて集められてやるきまりだったよなあ、
でもそれにしても、今までもこの時間とかもっと早く起きてたこともあったのに
なんで一度も聞こえてなかったんだろう??
と思っていたら
やがて手にビニール袋を持った子供と年寄りが、大勢わいわいと通って行きました。
何か記念品でももらったのかと思ったがどうやらビニール袋には何も入っていない。

・・・もしかして、今日1日だけ
「集まってラジオ体操をしてそのあとみんなで町のゴミ拾いをしましょう」
みたいな企画だったんだろうか?
だって毎朝こんなわいわい通られたら気づかないはずないもんな。

ええと、今時ってこんな、
「せめて1日ぐらい集まってよ」な企画を作らないとラジオ体操も成り立たないのか?
それとも単に、この地域では昔からこうなのかな・・・


ラジオ体操は個人的に毎朝腰痛体操のついでに動きだけやってますが
にもかかわらず、ここ2日ほど腰痛に復活されております(涙

その前の日に、風呂水をバケツで何往復も汲んで庭に水まきなんてことをしましてね・・・
基本的にボディも手足も丈夫にはできているので、そうそう疲れないから
ちょっとやそっとの動きじゃ「運動した」という自覚すらないんですが。
だから翌日腰痛が出ても、何が原因なのかよ〜〜〜く考えないと思い出せなかったり。
この、「基礎体力」と「腰にかかる負担」のギャップがいかんよなー。
こういう考えなしに動いちゃう人は、やはりコルセットか何かを標準装備しといたほうがいいんだろうか。

あねもね新作。一応晩夏〜初秋の雰囲気を目指そうとしている。
考えてみたら、晩夏〜初秋のイメージの植物って意外とないんだよね・・・
「夏の花」とされているものって実際は、初夏に盛りが終わっちゃうものが多いし。
さりとて「秋の花」となると、今度はある程度寒くなってからじゃないと咲かない。
ま、それこそ前倒しで制作しておくいい機会ではあるけどー。
まあ要するに、気分の問題(笑)
こう残暑厳しいと、思いつくものも思いつかんよ・・・

一応描くものはきまってるし資料も集めてあるので
今日中に描き込み&コラージュまで仕上げて明日持って行きます。
ここのところ貼り込み部分がだいぶ少なくなって、全面イラストのようになっていたので
久しぶりに両端に貼り込みが入るデザインにしました。

こっちはアートメーターで募集しているコンペ用。
今こんなんで間に合うかどうかあやしいけど(汗
ジェッソにちょっと色入れて下地塗り。というかたぶんこれがこのまま背景。
久しぶりに人のいない、ほぼ植物のみの絵です。
募集ページの写真で見ただけだけど、どう考えても青山のオサレな飯屋にわたしの描く人物画は合わない(笑)
まあその時点でこの企画もわたしには無関係だな、と思ったんですが
植物の資料を見ていたらふと、こういうのもありかなと気がついたので。

先日ユザワヤで買ってきたのがこのジェッソとキャンバスボードだったり。
・・・じつは初ジェッソ(笑)
まあ白絵の具だと思えばなんてことないですが。
最初、初挑戦とは思えないぐらいそれは美しいグラデーションができたんですが
乾いてから「でもこんな濃淡ついた奥行き要らねえや」と気がついて、
上から薄くジェッソのみで塗りつぶした。ら、ムラになった(涙
まあでもこの下地は8割方隠れちゃうからいいのだ。
植物は、正確にりんかく取りするつもりがないのでアタリだけ入れて
このバッチイ下絵(笑)と資料写真を見ながらアクリルで一発描き。
あまりにゴチャゴチャなので、↑植物の名前がメモしてある(笑)


ロフトワーク、旧バージョンはもう閲覧のみになっちゃってるみたいなんで
一応新バージョンのブログのトップ貼っときますね。こちら
(今日の時点では中身の更新はしてません)
新バージョン、どこが自分ページの頭なのかがよくわからん・・・
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■8月26日
・・・すみません(汗
決して放置プレイを楽しんでいたわけではなく。
純粋に、集中してテキストを打つ時間がとれませんでした。

というわけで、「怖い話」の続きは前篇のうしろに載っけておきました
まあいずれ倉庫にしまうときには前後くっつけようと思ってたんで。
後ろ半分から読みたい方は、こちらからどうぞ。


一応数か月前から「絵を描く→売る」をコンスタントにこなせるよう
目標を決めてペースを上げていってはいるんですがー、
やはり暑い時期というのは、特に体調を崩しているわけでなくとも
ペースは落ちるし目も多少狂いますね・・・

7月は、高円寺のお店に出店したのをきっかけに
「週に4枚×2回」というペースで制作してみたんですが、
・・・まあ、薄々感じてないわけじゃなかったんですが(汗
最初の4枚、ダメですね・・・・・・
これでもまだ、目標ペースの半分でしかないのに。
今手元に戻してもらったので、かなり加筆してます。
まあ「ダメだったかも〜」と思ったら次からは気をつけるので
夏中駄作を作り続けてしまうということはないんだけども。

こういう話も含め、制作関係では告知したいこともたまってるんですけど
今ちょっとやらにゃいかんアナログ作業が山盛りな上、
このタイミングでロフトワークさんがリニューアルしやがりましたので(汗
web関係までもが、手直しせにゃいかんことが山盛りです。

そんな中、先日久しぶりに浦和ユザワヤに行ってきたんですが

6月ぐらいまではもう毎週のように行ってたんですけど
さすがにここしばらくは足りないものも出なかったんで、
閉店セールと知っていてもなかなか足を運ぶ機会もなく。
しかし夏休みで閉店セールともなるとさぞかし賑わっていて、
通常商品もあれこれ安くなっているかもしれない。
などとちょっぴりは期待して行ってみたんですが

・・・行くんじゃなかった(涙

ええと、わたしが思い描いていた閉店セールとは、違うほうの閉店セールでした・・・

なんつうかね、
暴徒の襲撃にでも遭ったのか!?
ってぐらい棚がガラガラで、お客もまばら。
おまけにそこらへんで店員と業者が普通に打ち合わせとかしてるし。
いや閉店ったって実質「移転」なんだから、セール用の仕入れをしての
客の呼び込みも兼ねてのセールなんだと思ってた・・・
違うのか。仕入れもしない、「完全売りつくし」のほうのセールだったのか。
幸い目的のものはギリギリありましたけどね。
でも別に安くなっているでもなく。
雰囲気としてはなんかもう、空き倉庫でのみの市やってるみたいだった。
あんなユザワヤ見たくなかった。
別の場所で再開するとはいえ、もう長年通い続けたこの建物のなじみの売り場が
商品でいっぱいになることはにどとないのだ。
こういうのって店舗がでかいほど哀しいな。

ついでに地下の和紙コーナーはどうなっているだろうと降りてみたんですが

・・・地階に至っては、もはや全商品フロアの半分に押し込められて
空いたスペースでなんと「北海道&沖縄フェア」やってやがりました(涙
大丈夫かユザワヤ・・・。

移転後この売り場は復活するのか、この商品は扱うのか、と詳しく聞いてきたかったのだが
もう「北海道&沖縄フェア」なんかやってるようなところでは、まともに質問に答えられる店員がいると思えない。
申し訳ないが移転・再開後へかなり不安をおぼえた閉店セールでありました。


さて
大雨予報でも出ないかぎり、29日(日)
高円寺のお店で店頭展示やります!
販売用の新作はまあ・・・ちょっとしか描けませんが、
非売品ストックとか、引き揚げた小物商品とかも持って行きます。
どうもこれ、予約もなんもなしにゲリラ的にやるもんらしいので(笑)
最悪行ってみたらだめだった、という事態もあり得るんですが
一応今回は、昼〜1時ぐらいの早めスタートを目指してます。
お近くの方はどうぞのぞきに来てください!
お店の場所はこちら!!
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■8月16日
あのさ・・・
ものすご〜〜〜く怖い話してもいい?

怖いっつっても「あの世」関係じゃないほうですけど。
死んでる人なんかめじゃないぐらいコエー目に今さっき遭いました
ていうか、遭うまでにもその件については、軽い恐怖を二重三重に味わってるんですけど。

今日、ついにとどめを刺されました(涙

この10年の独り暮らしの中でも1・2を争う怖さであった。

霊関係じゃなかろうとなに系であろうとあらゆる怖い話はダメ、
という方はブラウザを閉じてお帰りくざさい。
読んじまってどうなろうと当方はいかなる責任もとりかねます
ああああ自分でも思い出したくねえ。
でも思い出さなきゃ書けねえ。
思い出して書かないと不特定多数の見ず知らずの人々を恐怖の道連れにできねえ!

SなんだかMなんだかよくわからないわたくしによる
背筋も凍る真夏の、いやがらせ劇場の幕開けでございます
・・・・・・・・・。



話は先月の下旬にさかのぼる。

久しぶりに実家の母親から電話がかかってきた。
まあ安否確認やら近況報告やらと、用事というほどでもない用だったのだが
メインの用件は「野菜を送ってやる」だった。
うちの実家は農家ではないのだが、わりと農村地帯にあって
親戚や近所に米や野菜を作っている人が多く、農産物が
かなり安く、あるいはタダで(試作品・規格外品等)手に入るので
母親は多めに入手してわたしや妹にときどき送ってくれる。
その中でも最近になって、自分の畑で朝採れたものを自分の車で直売しにくる八百屋があり
そこの野菜が味も値段も殊に気に入っているらしい。
で、
夏になってからそこの商品に加わった、小ぶりのスイカが思いのほかおいしく
このサイズなら送ってやれるがいらないかという。
正直わたしは、スイカは買ってまで食べるほど好きではないのだが
そこまで勧めてくれるならもらうことにした。
ついでにちょうど米が残り少なくなっていたので、いつもどおり2キロほどと
あと日持ちのしそうなものを適当に送ってもらうことになった。
が、

その八百屋は日替わりでいろんな地区を廻るため、来る曜日が決まっているのだが
母親がスイカを買おうと思っていた次の週は、臨時休業だった。
母親はわざわざ「だから送るのは来週になる」と連絡してきて、
そこでまたそのスイカがいかにおいしいかを語っていた。
だから、個人的にはべつに楽しみでもなかったのだが
なんとなくわたしの中で、その送られてくる荷物のメインは、スイカになっていた。

さて
その次の週、母親からの予告どおり荷物が届いた。

中身はキュウリなどのなじみの夏野菜や根菜類が少しと
白い不透明なビニール袋に入った米、そして
例によっていつものごとくの、母親が20年来商売しているマルチの商品(笑)
あと、予告にもなく実物も見るのがほとんど初めての
珍しい野菜が少し入っていた。


・・・あれ?
スイカがないような?


しかし、その八百屋は自分の畑のものを売りに来るということなので
当然商品ラインナップは毎週違い、
どんなに好評でもその日出来の悪かったものは持ってこないだろうから
今週母親が買いに行った日にたまたまなかったとしても、何の不思議もない。
まあ何度も話を聞いていたから当然あるものと思ってはいたが、
元々どうしても食べたいほど好きなわけでもないから
そのときはたいして気にもならなかった。

ざっと確認だけして、母親に報告とお礼の電話をかけた。
キュウリが箱詰めで蒸れてやられたのか端っこが傷んでいて、
一応その報告と、あと初めて見る野菜の食べ方なども教わったのだが

なぜか母親は、スイカを入れなかった理由を何も言わない。

あれだけ「スイカを送りたい」ということにこだわったのだから、
それを箱に入れられなかったというのは
理由を説明せずにはいられないくらい残念なことではないのか。

まあこちらから「スイカは」と訊くほどのことではないしなあ、
と思い特にそのことにはふれないでいたら、
母親が

「スイカは切ってからもラップして冷蔵庫入れとけばけっこうもつから」
などと言う。
ん?

スイカ、送ったつもりでいるのだ。

アタリハズレがどうしてもあるからおいしくなかったらごめん、
などとも言っていた。

・・・いや、このときはまだざっと確認しただけで電話していたから
よく見れば、何かの袋の奥に混ざっているのかもしれない。
電話を切ってからもういちどよく確認すれば、きっとどこかにはあるのだろう。

そう思ったのでわたしは「ないよ」「どこ?」などとは言わないでおいた。
テキトーに「うん、そうする」などと返事をして、電話を切った。
そしてすぐにふたたび箱の中身を確認した。

米とマルチ商品は、感触や包みの形状から
「それ以外の物」が入っているとは考えられないのでそのままそれぞれの保存場所へしまい、
残った野菜類をひとつひとつ手にとって、確認していった。


・・・・・・ないぞ、スイカ(汗


まずはこのときのわたしの味わった恐怖を、想像していただけるだろうか。

小ぶりといっても他の野菜などとくらべたら、スイカはそれなりの大きさだ。
まとめ買いしたとしても正確な数は把握しておけるだろう。
それを、貧乏でどうしようもない上のアホ娘に食べさせてやるためにわざわざ買ったのに
いざ箱を送って、残っている数が合わなかったら
いくらなんでも気づかないなんてことが、あるだろうか・・・。

うちの母親、齢70。
父親のほうが5つ上で、若い頃から成人病の総合商社のような半病体で
おまけに「俺は絶対ボケる。そしておまえらに世話をさせる」
などとシャレにならない嫌な宣言をしていたのだが、
じつはわたしは性格的には、ボケるとしたら母のほうではないかとひそかに思っていた。

考えたくなくともつい
「アレの前兆」という言葉が脳裏をよぎる。

こういう場合、どうしたらいいのだろう。
対処を間違えて本人を落ち込ませてもいけないし、
さりとて何も言わないでおくのもそれはそれでまずい気がする。

恐怖から目をそらしつつ何日か考えた末、
「当面は言わずにおいて、忘れた頃に、なるべく笑いにつながる言い方で、言う」
という手段をとることにきめた。
だが、

恐怖はこれで終わりではなかった。
否、

ほんとうの恐怖は、このときすでに
見えないところでじわじわと進行していたのである・・・。

後篇へ続く。

―*―*―*―*―*―*―*―*―*―*―

母親からの荷物が届き、スイカの件での恐怖を味わってから
十数日が経過した。
日持ちのしない野菜類はほぼ食べ終わり、根菜類もこの時期なので
あまり過信せずになるべく食べるようにしている。
米はまだ前の分が3合以上あったので、一度米びつを開けて炊いたが
送ってもらった分はまだビニールを開封していない。
マルチ商品に関してはもともとそれほど積極的に食べてはいない。

それでも時間の経過とともに「送ってもらったもの」は通常のストックと同等になり、
スイカの件も、まあ思い出せば母親に関してはちょっと気が重くはなるが
少なくとも「スイカが送られてこなかったこと」は、いつしか
記憶から薄れていった。

ところで

「保存食」と認識している玉ねぎだが、食べようとすると
意外と外皮からは見えずに、中が腐っていることがある。
知らずに手に取ってしまいモロに悪臭に襲われることも多々あるのだが、
それにも長年の自炊暮らしですでに慣れていた。
で、
3〜4日前から、台所でなんとなく「また腐ってるなあ」という気配はしていた。

玉ねぎとじゃがいもをひととおり調べたが、「元凶」は見つけられなかった。
今回母親が送ってきた玉ねぎは、たくさんの小さい玉が束になっていて
これの中のほうにあるのとかが腐っていたら、ちょっと確かめ難いなとは思った。
まあ外皮が固いから、ミカンのように伝染していくこともないので
いずれ食べようとしたときにわかるだろう、と
特にそれ以上つきとめることはしないでおいた。

そんなうっすら腐臭の漂う台所で、
冷凍ごはんのストックが切れたので、数日ぶりにごはんを炊くことにし
わたしは数日ぶりに、米びつが入っている物入れの扉を開けた。

米びつはいわゆる「調理台の下の物入れ」のひとつに入っているのだが、
今の家の台所は流し・ガスコンロを含む調理台の部分がかなり大きく
物入れもたくさんあるので、米びつを入れてある部分は
米びつと干し海藻類ぐらいしか入っていないので
ごはんを炊く時とみそ汁を作るときぐらいしか開けることがほとんどない。

数日ぶりにその密室の扉が開け放たれた瞬間。
一瞬、わたしは何が起こったのかわからなかった。

ここ数日感じていた「玉ねぎが腐ったような臭い」、
それとはまた別の、
なんともわけのわからない強烈な悪臭が
台所じゅうに解き放たれたのだ・・・・・・

例えて言うなら、先の玉ねぎ臭が三下のチンピラなら
いきなり別格の、マフィアのボスか何かが登場した感じ。
もう、発酵しきっていて
「何が腐ったニオイ」などとも特定できない。

あまりに理解不能な事態に加え、悪臭によるダメージにより
思わず数十秒ほど思考が完全に停止したわたしだったが、
やがて頭が回り始めると、何が起こったのか
ほぼ一瞬にしてすべてを理解した。


・・・・・・米の入ってたビニール袋。


あれ、どう考えてもいつもと大きさ変わらなかったもんなあ・・・・・・

2キロ程度の米が入った袋に違和感なく同梱できるスイカって
どれくらいの大きさだ。せいぜいグレープフルーツぐらいじゃないのか。

「グレープフルーツぐらいしかないスイカ」がこの世にあるなんて
思わないもんよ・・・
しかも

この10年の間に、まあおそらく8回や9回は母親は米を送ってくれたけども、
その中でただの1回も、米の入った袋の中に別のものが入っていたことなどないのだ。

いやまあ、「誰が悪い」といえば100%
「荷物が届いた時すべての袋や箱を開けて確かめなかったオマエが悪い」
なんだろうけども、
悪いがどうしても「反省」という気持ちは起こらない。
どう考えても「不幸な事故」としか思えないのだ。

わたしは例の米のビニール袋を、初めてそーっと開けてみた。

案の定、中にもうひとつ、不透明な白いビニール袋が入っていた・・・
まあ、「コメの中に直」でなかっただけまだましというものか。
もし直だったら、すべての腐れ汁が米粒の一つ一つに浸透して
二次災害に発展していたかもしれない。
そのブツが入っているはずのビニール袋を取り出し、わたしは
そーっと中をのぞき込んでみた。

真っ黒なヘドロ沼の中に
ペラッペラになったスイカの皮が、プカリと浮かんでいた。

隙間から一瞬のぞき見ただけですぐに厚手のビニール袋で三重ぐらいに包んだが、
すでに台所に充満した悪臭は取り返しのつかない勢いだ。
要するに、「ここ数日うっすら感じていた臭い」というのは
腐りが初期だったのと、密室状態の物入れから細々ともれていたので
「腐りきったやつをモロ」とはまた違って伝わっていたのだろう。
三下のときは「ああまたいつものか」ぐらいで気にならなかったが、
さすがにマフィアのボスは凶悪である。

そして何より大きなダメージは、言うまでもなく
わざわざ送ってもらってまだ一回も炊いていない米だ。
腐れ汁こそ直接かかってはいないが、悪臭は完全にしみついてしまっている。
たとえば、水道水の質があまり良くない地域で浄水やミネラルウォーターで米を炊こうとして、
でももったいないから最初に研ぐのは水道水で、炊く水だけを良い水にしようとしても
最初に使った水道水のニオイが一度生米についてしまったら、
いくら良い水で炊いても水道水臭いごはんになってしまうという。
それぐらい、生米にしみついたニオイというのはとれないものなのだ。
さりとて
母親を、「なぜ米の中にスイカを入れたことを言わない!」と責める気にはなれない。
・・・「責める気になれない」というよりは、
スイカと米を両方だめにしたことは口が裂けても言ってはならない気がする。

全部捨てるしかない。
ヘドロ沼と化したスイカも、わざわざ送ってもらって一度も炊いていない米も、
そして母親に対してアレの前兆を疑った日々も。
すべてゴミ袋に詰めて封印し、夢の島へと永遠に送ってしまうのだ。
そしてできることならこの出来事をおのれの記憶からも封印し、
白い骨になるその日まで、何事もなかったように暮らすのだ
・・・・・・・・・


・・・更新する時間がとれなかったため今現在、「その日」から一週間以上が経過し
永遠に居座り続けるかと思われた腐臭もさすがに消えつつあります(笑)

小ぶりとはいえ「スイカをまるまる1個完全に液状になるまで腐らせる」って
スイカ農家の人でもなかなか経験できないと思うので
参考までに、わたしが今までの人生でかいだことのある悪臭でいちばん近いやつを挙げると

「父親の実家の庭にあった肥えツボのニオイ」。
あれが一番似ている。
っつっても肥えツボのニオイ嗅いだことがある人があんまりいないか。

基本的な原材料は「人間の排泄物+落ち葉」なんだけど、
もう何十年も発酵してるから、完全に排泄物の臭いとは別物になっている。

だからまあ、スイカのほうでも完全に
「スイカ」というイメージからは切り離された臭いになってはいたのだが・・・。
もし今スイカを出されたとして、さじですくって口に入れた瞬間とか
皿にたまった薄赤い汁が視界に入ったとしたら。

やっぱり、多少のトラウマはよみがえる気がしてならない・・・

とりあえず、やはり「自分が悪かった」と反省する気はあいかわらず起きないのだが
ボケを疑ったこととせっかく送ってもらった食糧をだめにしたことは
そっと心でオカンに詫びます。おかあさんごめんなさい。
ついでにお百姓さんにもごめんなさい。


いかがでしたでしょうか、身の毛もよだつ真夏の恐怖体験。
もしもあなたの家の台所の片隅で、うっかり食べ忘れた野菜が
あなたの知らないうちにひっそりと発酵を進め
肥えツボと化していたとしたら・・・


あなたは、冷静でいられるだろうか・・・・・・?
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■8月13日
ついったーとかいうやつはどうやら1日中ちょいちょい画面をチェックしたり書き込んだりしてなきゃいけなさそうだからおそらく携帯電話から使うんでないと不便でやってられなさそうだしそれもわたしの性格からするとあっというまに飽きてやらなくなるだろうというかその前にどこが面白いのかすら理解できなそうだし、まあどっちみち携帯電話持ってないんだから自分には関係ないはなしだな、と思っていたのだが、とあるきっかけでやらねばならん事態に陥ってしまい仕方なく始めたのだが、案の定これのなにが面白いのかわからず4〜5回書き込んだだけでやらなくなってしまった。


という夢を見ました
(だから実際には結局一度もやってません)


まあ面白さがわからないというよりは、ついったーに限らずとにかく
1日中それのことを気にしていなければならないという状態が、性に合わない。
だからといって気にしないでいるようにしたら本気で忘却しきって書かなくなるし。

・・・あのさ、わたしは自分のこういう性格って「べつに普通」だと思ってるんだけど、
まったく同じ理由でできないことに「男女交際」があるので(笑)
よく考えたら異常もはなはだしいよな・・・
ま、さすがにこの歳になったら「どうしたらいいんだ〜」とか思わないけど。


春のJで配った、わりとまともなP数のマンガを含む配布物を
夏冬コミケには行くけどJには行かないという人も多いだろうから
またこれを増刷して配ろうかな、と思いついたんですが
春に作った分をひとつ残らず配ってしまったらしく
(販売用の本ではない、という意識からなんとなく自分用見本を作り忘れた)
マンガ以外の部分がどうなっていたかよく思い出せず、原稿も行方不明。
・・・というやべえ事態から
なんとか原稿を見つけ出して印刷も済ませました(汗
この他に近況と今後の予定をざっくり書いたやつをあらたに作っていきます。
あと5月のデザフェスのときに描いた絵も何らかの形で出そうかなと。
んで、
それしかやることがないので今回は早めに引き揚げます。
まーあれこれ思案しながらただ席に座っててもしょうがない。
あらたなブツを生み出すためにもさくさく動きます。
さすがにこの配布本は今回で配りきってしまいたいので、少ししか持って行きません。
おそれいりますが、読みたい方は1時くらいまでにお越しください。

8月15日(日)
東京ビッグサイト西1ホール
ら・13・b
Joy of Living
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■8月12日

これはナスです。


これは毛深いナスです。


嘘です。


・・・ええと、あまりにも言いっぱなしですみません(汗
露店。やってきました。
レポは特設ページのほうに移しました。

多肉の件ですが

あの後、1品ごとに正確なサイズとか測らなきゃいかんので
出品予定の鉢を全部まとめて一晩家の中に置いておいたら、
なんと一晩にして、撮った写真からはみるかげもない姿になってしまい(汗

幸い枯れはしなかったけど、こんなに環境に影響されるようだと
やっぱ猛暑がひと段落つくまでは、お金もらって人手に渡すのはよしたほうがいいかなと
もうしばらく待つことにしました。
まあ、ベテランの出品者さんも真夏と真冬は1か月ぐらい休む人っていう人もいるし。
やはり育て方のセオリーは守るに越したことはないですな。


絵の話に戻りますが
高円寺のお店に最初に出品した「月刊あねもね」4作(第17・18・19・21号)は
来週あたり手元に引き取り、多少加筆修正を加えて
どこか別のところに再出品する予定です。
遅れて出した第22号(ひまわり)・23号(ムクゲ)は引き続き預かっていただいてます。
さらに8日に置いてきた24号(ダリア)・25号(花火)の絵を
ロフトワークにアップしましたので、興味のある方はどうぞ。
▲ページ先頭へ

■8月4日
高円寺のお店にて、
「現場でなんか描きながら展示販売」
っていうのをやってこようと思ってます。

まーこの暑さだし、
「ライブペイント」っていうとなんかダイナミックなイメージあるけど
わたしの描いてるもんはそれとは程遠い、机に目ぇ近付けてちっさくてまてま、
という作業なのでたぶん見ててそう面白いもんじゃないだろうし
(というか遠慮して人があんまり近寄ってくれなさそうな・・・)
長くても2〜3時間かそこらしかできなさそうではありますが。

どうも、高円寺のお店は、そういうことをするのが醍醐味というか
そういうことができることが利点、というのを売りにしているようなので・・・
まー正直言ってしまうと、作り手のみんながみんな「現場制作を見せること」が売りになるとは限らないんじゃないのかなー。とは思うんですがー
まあまあ。食わず嫌いはいかんよね。というわけで(笑)
ちなみに、マンガ時代は長年アシスタントをやったり雇ったりしていて
人が大勢いる部屋で描くのもあたりまえだったので、
描くところを人に見られているのはぜんぜんへーき。

ここ何日かは、店頭で即売しやすいようなミニサイズの絵を描いてました。
その他「SODAの夏」と、つい何日か前に描いた「アクアリウム2010」の原画(どちらも非売品。「アクアリウム」のほうはアートメーターに出品します。)を見本として展示させていただき、「アクアリウム」の絵柄で作った暑中見舞いハガキを配布する予定です。
どんなかんじになることやら。
まあ、あのお店の中ではけっこう異端なことをやっているのは間違いないので(笑)
そこを珍しがってもらえればオッケーかなという気はしますがー。

と、準備を進めつつ
じつは今日は久々に多肉の世話なんぞもしておりました。
なんせ、去年の秋と今年の春と、2度もオークションに出しそこなってしまったので
余剰苗が育ちすぎて、ものによっては育成場所からあふれかえってしまっているという(汗
この暑さの中そういう状態にしておくと、余剰どころか
ある日突然全滅という事態にもなりかねないので。

手がつけられるところだけ整理して、
いくつか見栄えのいいのを出品用に整えて写真も撮ったんだけど
画像処理で力尽きてます(涙
・・・明日帰ってきて出品する体力残ってるかなー(汗
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